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レクサス、ラインアップ車の試乗もできるブランド体験型施設「LEXUS MEETS...」を内覧会で先行公開
3月29日開業の「東京ミッドタウン日比谷」にオープン
2018年3月22日 19:40
- 2018年3月22日 開催
レクサス（トヨタ自動車）は、3月29日に開業する「東京ミッドタウン日比谷」（東京都千代田区）の1階に、レクサスブランドの体験型施設「LEXUS MEETS...（レクサス ミーツ）」をオープンさせる。この新施設のオープン1週間前となる3月22日に報道機関向けの内覧会が実施された。
LEXUS MEETS...は「LEXUSに出会う、触れる、乗る」をコンセプトに、「LEXUSのある唯一無二のライフスタイル体験」を提案する施設。店舗内はレクサス車を展示するほか、三越伊勢丹と協業してライフスタイル雑貨を販売するブティック＆ギャラリー「STEER and RING」、三越伊勢丹トランジットと協業し、レクサスの世界観を食で表現するコンセプトカフェ「THE SPINDLE」という2つのエリアで構成される。
多彩なジャンルの専門家とのレクサス車試乗も予定
内覧会ではプレス説明会も実施。レクサスインターナショナルのプレジデントである澤良宏氏は「レクサスは1989年に生まれ、日本では2005年から展開している若いブランドですが、若いブランドだからこそ、レクサスの独自性をプレステージに持ち込み、これまでにない車格を作り上げてきたと考えています。私はレクサスを、お客さま1人ひとりの時間を豊かにする『ライフスタイルブランド』にしたいと考えています。つまり、お客さまがレクサスと共に過ごすいかなる瞬間も『唯一無二な体験』と感じていただけるよう進化させていきたいと考えています」。
「こうした考えのもと、レクサスはクルマのみならず、さまざまな体験をとおしてお客さまのライフスタイルを豊かにする取り組みを行なってきました。また、レクサスの世界観を表現したスペースとして、これまでに『INTERSECT BY LEXUS』を、東京の青山とUAEのドバイで展開してきました。今年の秋には米国 ニューヨークにも出店の予定です。レクサスはこのような活動にトップである豊田章男自らが参画している大変ユニークなブランドです。マスタードライバーも務めている豊田の思いにもとづきながら、ライフスタイルブランドとしてのチャレンジを続けているのです」。
「そして、レクサスの新たなチャレンジが、ブランド体験施設『LEXUS MEETS...』でございます。ライフスタイルブランドを目指すというこれまでのコンセプトを踏襲しながら、より多くのお客さまに『出会う、触れる、乗る』といった体験を提供したい。レクサスのクルマやブランドをさまざまな形で体験いただき、レクサスをより身近に感じていただきたいといった思いを込めて、私たちはここを『レクサスとさまざまな人、もの、ことが出会う場所』ということでLEXUS MEETS...と名付けました」。
「LEXUS MEETS...は『STEER and RING』『THE SPINDLE』、そして試乗プログラムの『TOUCH and DRIVE』という3つの体験を軸に展開します。さらに、人、場所、時間をテーマとした『特別な試乗イベント』や、レクサスの世界観をテーマにした『デジタルコンテンツ』やトークイベントなどを開催していく予定です。冒頭にも申し上げたように、レクサスはまだ若いブランドです。今回のLEXUS MEETS...は私たちにとって新しいチャレンジになりますが、唯一無二のブランドとして驚きと感動を提供できるようチャレンジを続けてまいります」と解説した。
説明会の後半では、LEXUS MEETS...のゼネラルディレクター 犬養正彦氏と、「LEXUS MEETS...を訪れた最初のお客さま」としてゲスト出演した片瀬那奈さん、浅田舞さんの3人が登場。
ゲストの片瀬さんは冒頭で、自身がレクサス「GS」のオーナーであり、レクサスブランドが日本展開をスタートして以来、ずっとレクサス車に乗っているとコメント。「GSに乗っているんですが、本当に大好きで大好きで、これ以上のクルマはなかなか見つからないと思うぐらい大好きなので、今回、こんなすてきなお店ができることを私もうれしく思っています。第1号のお客さまになれることを非常に光栄に思っております」と述べ、LEXUS MEETS...の感想として「本当に広いなということと、すごくすてきな空間で、木が多いので安心感や清潔感があって、爽やかな感じで、店内を歩いていて欲しいなと思うものがいくつもありました。さっそくワクワクしています」と語った。
浅田さんもレースチームに所属していたり、レース番組でピットレポーターを担当したこともある人物。「LEXUS MEETS...はちょっと歩くだけでもすてきな雑貨が並んでいて、クルマといっしょにカフェがあるので、普段はあまりクルマと距離が近くないという人でも楽しめる施設なんじゃないかと思います」と感想を述べ、「（LEXUS MEETS...は）クルマだけを展示しているわけではないので、正直なところ、カーディーラーは女性1人では入りにくいイメージがありますが、こうしてすてきな雑貨がたくさんあると、女友達といっしょにショッピングとして遊びに来れると思います」と語った。
また、ゼネラルディレクターの犬養氏はLEXUS MEETS...の概要について説明。STEER and RINGはユーザーのライフスタイルやライフシーンに合わせた商品を約450点販売しており、2台のレクサス車といっしょに展示することで「レクサス車のあるライフスタイル」を想像しながらワクワクしてもらえるスペースにしていると紹介。
これに加えて犬養氏は、「STEER and RINGの側面には2つのモニターが付いており、画面内でレクサス車をカスタマイズ可能です。タッチパネルを使って自分の好きな色などに簡単に変えられます。自分なりのレクサス車を作っていただくことができるのです」と、STEER and RINGに与えられた「バーチャルショールーム」の機能を説明した。
さらに犬養氏は新しい試乗プログラムとなるTOUCH and DRIVEについて解説。LEXUS MEETS...のWebサイト内にはTOUCH and DRIVEの予約コーナーを設置。
PCやスマートフォンから試乗したい日付けや乗車時刻などを選択するだけで、スタッフなどの同乗もなく、レクサス車を60分間にわたり試乗できる。このほか、レクサスモデルのフルラインアップが試乗車として用意されており、これはレクサスとして初めての試みになるという。さらに4月末からは「特別な試乗イベント」として、「天然鯛焼き」「神社仏閣」「プロサウナー」「建築史家」といった多彩なジャンルの専門家が車両に同乗して試乗できるイベントも実施予定になっている。
