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レクサス、“自然界の青”で内外装を彩った「LC」特別仕様車「Structural Blue」
レクサス車の国内販売50万台達成を記念
2018年4月5日 16:00
- 2018年4月5日 発売
- 1475万円~1525万円
レクサス(トヨタ自動車)は4月5日、フラグシップクーペ「LC」の特別仕様車「Structural Blue」を発売した。価格はV型8気筒DOHC 5.0リッターエンジンと10速ATを搭載する「LC500 Structural Blue」が1475万円、V型6気筒DOHC 3.5リッターエンジンにマルチステージハイブリッドトランスミッションを組み合わせる「LC500h Structural Blue」が1525万円。
この特別仕様車は、2018年3月末時点でレクサス車の国内における累計販売台数が50万台を達成したことを記念して用意されたもの。新開発のボディカラー「ストラクチュラルブルー」が与えられているほか、内装色は上級グレードの“L package”専用オプションとなっている「ブリージーブルー」、特別仕様車専用となる「ブルーモーメント」の2種類から選択できるようになっている。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | JC08モード燃費 |
---|---|---|---|---|---|
LC500 Structural Blue | V型8気筒DOHC 5.0リッター | 10速AT | 2WD(FR) | 14,750,000円 | 7.8km/L |
LC500h Structural Blue | V型6気筒DOHC 3.5リッター | マルチステージハイブリッドトランスミッション | 15,250,000円 | 15.8km/L |
Structural Blueで採用するストラクチュラルブルーは、南米に生息する大型の蝶「モルフォ蝶」の羽から着想を得た「構造発色」の原理を応用するレクサス独自のボディカラー。モルフォ蝶の羽は無色だが、光を受けたときに特定の波長だけが反射・強調される構造になっており、人間の目には青く輝いて見える。レクサスでは15年の開発期間を経て、この原理を自動車用の「構造発色性顔料」として再現。これにより、ストラクチュラルブルーが施されたLCのボディは光の反射で鮮やかに強く輝き、深みのある陰影を表現。LCの外観デザインの特徴となっているボディの抑揚をさらに美しく際立たせる。
インテリアでは「日の出や日の入りのわずかな時間に現れる幻想的な空の風景」をモチーフに、ボディカラーのストラクチュラルブルーと調和するブルーモーメント、ブリージーブルーの2種類を内装色として設定。内外装で自然現象が生み出す多彩なグラデーションを表現している。
このほかに特別仕様車では、ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装の鍛造アルミホイール(タイヤはフロント245/40 RF21、リア275/35 RF21)やCFRPを使った専用スカッフプレートを特別装備し、「“マークレビンソン”リファレンスサラウンドサウンドシステム」「カラーヘッドアップディスプレイ」「ステアリングヒーター」「寒冷地仕様」なども標準装備している。