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【SUPER GT開幕戦 岡山】GT500は17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組)がポール。注目のジェンソン・バトン選手は決勝レース5位からスタート
GT300は88号車 マネパ ランボルギーニ GT3がポール獲得
2018年4月7日 16:26
- 2018年4月7日 予選
- 2018年4月8日 決勝
SUPER GTの開幕戦となる「2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 OKAYAMA GT 300km RACE」が、岡山国際サーキットで4月7日~8日の2日間にわたり開催されている。4月7日の土曜日は予選が行なわれ、日曜日の決勝レースに向けたグリッドが決定した。
予選前にパラパラと雨が降ってくるという天候ながら路面を濡らすまでには至らず、ドライ路面で予選は始まった。予選開始時点での岡山国際サーキットの気温は9℃前後で、路面温度は15℃前後と想定よりもかなり低い状態での走行となった。このため、この低い気温、路面温度にあったタイヤを選ぶことができたかが予選の結果を左右することになった。
そうした悪天候の中、GT500は17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組、BS)がポールを獲得し、GT300は88号車 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マッペリ組、YH)が獲得した。注目のジェンソン・バトン選手が乗る100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組、BS)は予選5位になり、日曜日の決勝レースに臨むことになる。
ランボルギーニファクトリードライバー操る88号車 マネパ ランボルギーニ GT3がGT300のポール獲得
14時45分から始まったGT300の予選1回目(Q1)は、上位14台までが予選2回目(Q2)へと進めることになり、各車とも14位以内を目指してタイムアタックを行った。雨がパラパラと降ってきたが、割とすぐ上がるという中で開始された。
各車とも入念にウォームアップを繰り返しており、予想されている上位勢がなかなかタイムシートの上位に来ないという展開になった。残り6分頃から徐々にタイムを出し始め、上位に来たのはレース前から優勝候補と目されている25号車 HOPPY 86 MC(松井孝允/坪井翔組、YH)、2番手に2号車 シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規、YH)が来たものの、以下14位までにダンロップ3台、ブリヂストン4台と全車が14位以内に入るなど、ダンロップとブリヂストンが低い路面温度に適応しているようだ。
そのあおりを受けて、横浜ゴム勢のエースである2017年のチャンピオン車両 0号車 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也組、YH)が16位。なんとQ1落ちになってしまった。また、同じく朝のフリー走行で8位に入り、Q1突破は確実だと思われた34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/大津弘樹組、YH)も17位でQ1落ちとなってしまった。ただし、今回SUPER GT初登場のNSX GT3は777号車 CARGUY ADA NSX GT3(横溝直輝/木村武史組、YH)がQ1を8位で通過しており車両としてのポテンシャルは低くなさそうだ。
GT300のQ2が始まる直前に、岡山国際サーキットは突然の土砂降りに。その結果、Q2はウェット宣言が出され、ウェットタイヤで争われることになった。この中でトップタイムをマークして、ポールポジションを獲得したのは、88号車 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マッペリ組、YH)。ポールショットを決めたマルコ・マッペリ選手は、ランボルギーニのファクトリードライバーだが、今シーズンから初めてSUPER GTに参戦する開幕戦で初ポールという嬉しい結果となった。
2位は21号車 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/富田 竜一郎組、DL)、3位は11号車 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信組、DL)とダンロップ勢が2位、3位と続き、4位は65号車 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組、BS)が入り、FIA-GT3勢が1~4位を占める結果となった。雨という悪天候がトラクションコントールやABSがついているFIA-GT3勢の後押しになったと考えられる。ポール候補だった25号車 HOPPY 86 MCは5位になり、明日のレースは面白い展開になりそうだ。
予選の結果を見る限り、上位10位までの中に、ダンロップ、ブリヂストン勢がすべて入る展開になっており、決勝レースに横浜ゴム勢がどう挽回してくるかも見所の1つになるだろう。
GT300クラス 予選結果(暫定)
順位 | カーナンバー | 車両 | ドライバー | タイヤ | Q1 | Q2 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 | 平峰一貴/マルコ・マッペリ | YH | 1'26.220 | 1'33.925 |
2 | 21 | Hitotsuyama Audi R8 LMS | リチャード・ライアン/富田竜一郎 | DL | 1'25.996 | 1'34.082 |
3 | 11 | GAINER TANAX GT-R | 平中克幸/安田裕信 | DL | 1'25.619 | 1'34.798 |
4 | 65 | LEON CVSTOS AMG | 黒澤治樹/蒲生尚弥 | BS | 1'26.173 | 1'34.804 |
5 | 25 | HOPPY 86 MC | 松井孝允/坪井翔 | YH | 1'25.232 | 1'35.154 |
6 | 96 | K-tunes RC F GT3 | 新田守男/中山雄一 | BS | 1'26.043 | 1'35.236 |
7 | 31 | TOYOTA PRIUS apr GT | 嵯峨宏紀/平手晃平 | BS | 1'25.770 | 1'35.543 |
8 | 55 | ARTA BMW M6 GT3 | 高木真一/ショーン・ウォーキンショー | BS | 1'26.307 | 1'35.729 |
9 | 18 | UPGARAGE 86 MC | 中山友貴/小林崇志 | YH | 1'25.926 | 1'35.756 |
10 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT | 井口卓人/山内英輝 | DL | 1'25.674 | 1'35.995 |
11 | 777 | CARGUY ADA NSX GT3 | 横溝直輝/木村武史 | YH | 1'26.008 | 1'36.623 |
12 | 5 | マッハ車検 MC86 Y's distraction | 坂口夏月/平木湧也 | YH | 1'26.029 | 1'36.990 |
13 | 26 | TAISAN R8 FUKUSHIMA | 山田真之亮/川端伸太朗 | YH | 1'26.141 | 1'37.176 |
14 | 2 | シンティアム・アップル・ロータス | 高橋一穂/加藤寛規 | YH | 1'25.492 | 1'47.618 |
15 | 0 | グッドスマイル 初音ミク AMG | 谷口信輝/片岡龍也 | YH | 1'26.316 | - |
16 | 34 | Modulo KENWOOD NSX GT3 | 道上龍/大津弘樹 | YH | 1'26.505 | - |
17 | 10 | GAINER TANAX triple a GT-R | 星野一樹/吉田広樹 | YH | 1'26.524 | - |
18 | 52 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC | 番場琢/脇阪薫一 | YH | 1'26.604 | - |
19 | 360 | RUNUP RIVAUX GT-R | 柴田優作/青木孝行 | YH | 1'26.646 | - |
20 | 7 | D'station Porsche | 藤井誠暢/スヴェン・ミューラー | YH | 1'26.730 | - |
21 | 9 | GULF NAC PORSCHE 911 | 久保凜太郎/石川京侍 | YH | 1'26.730 | - |
22 | 87 | リーガルフロンティア ランボルギーニGT3 | 佐藤公哉/元嶋佑弥 | YH | 1'26.880 | - |
23 | 50 | EXE AMG GT3 | 加納政樹/安岡秀徒 | YH | 1'26.971 | - |
24 | 60 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 | 吉本大樹/宮田莉朋 | YH | 1'27.001 | - |
25 | 30 | TOYOTA PRIUS apr GT | 永井宏明/佐々木孝太 | YH | 1'27.009 | - |
26 | 117 | EIcars BENTLEY | 井出有治/阪口良平 | YH | 1'27.070 | - |
27 | 22 | アールキューズ AMG GT3 | 和田久/城内政樹 | YH | 1'27.339 | - |
28 | 35 | arto RC F GT3 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ/ナタポン・ホートンカム | YH | 1'27.587 | - |
29 | 48 | 植毛 GT-R | 田中勝輝/飯田太陽 | YH | 1'27.779 | - |
GT500クラスのポールは、17号車 KEIHIN NSX-GT、注目のバトン選手はQ2に登場し予選5位
GT500はQ1の残り10分程度からまずブリヂストン勢が次々とコースインし、その後横浜ゴム勢、ミシュラン勢がコースインする展開となった。GT300の開始時に比べて、気温、路面温度ともに1℃近く下がっており、各車ともストレートをウェービングしながら走行するなどタイヤのウォームアップを入念に行っており、やはりタイヤに熱が入りにくい環境となっている。
Q1でベストタイムを出したのは24号車 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠組、YH)。今回のヨコハマタイヤは、この低い路面温度にドンピシャであるようで、朝のフリー走行に続いてのトップタイムとなった。それに続いたのはブリヂストンのホンダ勢。2位は100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組、BS)、3位は17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組、BS)と続き、同じく8位にも8号車 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組、BS)が入り、ブリヂストンのホンダ勢はかなり好調のようだ。その反面、同じブリヂストンのレクサス勢でQ2に残れたのは6号車 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組、BS)のみで、他のレクサス勢、ニッサンの12号車 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木 大樹/ヤン・マーデンボロー組、BS)がQ1で落ちたところを見ると、レクサス、ニッサン向けに持ってきたタイヤがやや外れだった可能性が高い。
GT500のQ2が始まる段階では、雨が上がる傾向となっていたが、全車ウェットタイヤでコースインした。このGT500のQ2には、100号車 RAYBRIG NSX-GTにジェンソン・バトン選手が搭乗しており、世界チャンピオンの初シリーズ予選デビュー戦となった。雨があがり始め、かつ気温(6℃前後)や路面温度(11℃前後)はさらに低下し、タイヤの選択は各チームとも悩んでいるようで、いくつかのチームはウェットタイヤからウェットタイヤへと交換を行った。おそらく、ウェットでも排水量やゴムの種類などが違うモノに交換したものと思われる。
そうしたGT500のファイナルラップでポールポジションを獲得したのは17号車 KEIHIN NSX-GT。塚越広大選手がドライブする17号車は、唯一26秒台にタイムを入れ、見事にポールポジションを獲得した。惜しくも2位となったのは8号車 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組、BS)となり、ジェンソン・バトン選手が操る100号車 RAYBRIG NSX-GTも5位に入り、ホンダは1-2-5という好結果を得た。ニッサン勢の最上位は新チームのデビューレースとなった3号車 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正組、MI)の3位、レクサス勢の最上位は6号車 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組、BS)の4位だった。
GT500クラス 予選結果(暫定)
順位 | カーナンバー | 車両 | ドライバー | タイヤ | Q1 | Q2 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 17 | KEIHIN NSX-GT | 塚越広大/小暮卓史 | BS | 1'18.351 | 1'26.905 |
2 | 8 | ARTA NSX-GT | 野尻智紀/伊沢拓也 | BS | 1'18.696 | 1'27.058 |
3 | 3 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R | 本山哲/千代勝正 | MI | 1'18.605 | 1'27.486 |
5 | 6 | WAKO'S 4CR LC500 | 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト | BS | 1'18.576 | 1'27.570 |
4 | 100 | RAYBRIG NSX-GT | 山本尚貴/ジェンソン・バトン | BS | 1'18.332 | 1'27.985 |
6 | 24 | フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 | YH | 1'18.160 | 1'28.659 |
7 | 19 | WedsSport ADVAN LC500 | 国本雄資/山下健太 | YH | 1'18.619 | 1'28.793 |
8 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 松田次生/ロニー・クインタレッリ | MI | 1'18.370 | 1'35.248 |
9 | 1 | KeePer TOM'S LC500 | 平川亮/ニック・キャシディ | BS | 1'18.796 | - |
10 | 38 | ZENT CERUMO LC500 | 立川祐路/石浦宏明 | BS | 1'18.877 | - |
11 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー | BS | 1'18.944 | - |
12 | 16 | MOTUL MUGEN NSX-GT | 武藤英紀/中嶋大祐 | YH | 1'18.992 | - |
13 | 64 | Epson Modulo NSX-GT | ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 | DL | 1'18.994 | - |
14 | 36 | au TOM'S LC500 | 中嶋一貴/関口雄飛 | BS | 1'19.108 | - |
15 | 39 | DENSO KOBELCO SARD LC500 | ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 | BS | 1'19.315 | - |
ポールポジション記者会見
予選終了後には、GT500、GT300それぞれでポールポジションを獲得した17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組、BS)、88号車 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マッペリ組、YH)の両ドライバーによるポールポジション記者会見が行なわれた。以下にお届けする。
──今日の予選を振り返ってほしい。
平峰一貴選手:なんとかQ1を突破できた。ほかにもタイムを出せていないチームもいたけど、一生懸命走ってギリギリ通過することができた。Q2になってマルコに渡せばもっといいタイムを出してくれると思っていたので。
マルコ・マッペリ選手:ウェットでこのサーキットを走るのは初めてで、難しい予選だった。Q1ではトップ5まではいけるだろうと思っていたので、ドライでここまで難しいとは思っていなかった。Q2に向けて不安もあったが、クルマのセットアップは決まっていたので、ポールポジションが取れた。明日もうまくまとめたい。
小暮卓史選手:自分たちのチームはシーズンオフのテストから好調で期待していた。Q2で塚越選手が非常にいい走りをしてくれた。
塚越広大選手:Q1からQ2にかけて天候が大きく変わったので、タイヤ選択が重要なファクターだった。10分間という短い時間でどれを選ぶかギリギリまで考えたが、チームの判断で選んでくれたタイヤがいい選択で、最後までプッシュすることができた。いいタイヤを選んでくれたチームに感謝したい。
──17号車の2人はシーズンオフから好調だったという話しだったが、どのあたりが進化したのか?
小暮選手:何か大きな進化があったというよりは小さなことの積み重ねだ。
塚越選手:ホンダが車体とエンジンをレベルアップしないといけないとこのシーズンオフに頑張ってくれた。特にエンジンに関してはパワーを得た感じがある。その反面にシャシーにはまだ手を入れるところがあると考えていて、チームと小暮さんとは3年目だし、お互いのセッティングなどをすりあわせながらやってきた。
──GT500のQ2ではみなタイヤ選択に迷っていたようで、途中で換えたチームもある。Q1も含めて17号車のタイヤ選択についてはどうだったのか?
小暮選手:ポテンシャルは高いと考えている。ただ、フリー走行でも雨が降ってきたりしてドライでの状況をちゃんと確認できない状態でのアタックだった。ハンドリングに関してはもう少し整えたいと思ったけど、タイヤに関してはちゃんと熱が入って動いていた。確かに想定よりも相当寒くなってしまって、フロントタイヤに関しては厳しかったけど、きちんと作動していた。
塚越選手:本当に直前までどのタイヤでいくかは悩んでいた。このまま雨が降り続くのか分からなかったし、逆に雨が止むなら固めにいかないといけない、チームも相当悩んでいた。だが、タイヤが暖まること、そして最後の最後にタイムがでることを信じて、タイヤをチョイスした。決めたのは本当に直前だった。
正直ウォームアップは十分ではなかった。タイムが出た周でもストレートでウェービングして暖めていたほど。今の段階での限界を見極めながら考えて走っていた。少しでも攻めすぎるとタイムロスしてしまうので、焦っちゃいけないけど攻めないといけないという状況のなかでやっていた。無線で今トップと言われた時は信じられなかった。
──マッペリ選手に、このシリーズに参戦する経緯と、適応状況について教えてほしい。
マッペリ選手:ランボルギーニで働いているので、ランボルギーニに日本でレースをしてほしいと言われたので来た。ランボルギーニがチームをサポートしていて、車両の開発も含めてできるドライバーが欲しいという話しになったんだ。
このサーキットは決して大きなサーキットではないけど、GT500も含めて多くの車両が走っている。GT500のドライバーもアグレッシブに追い抜いていくけど、お互いプロだからそこは問題ない。逆に500の存在をうまく生かして自分のポジションを守りたい。
──平峰選手は、今年から第1ドライバーとして立場が大きく変わったと思うが?
平峰選手:一言で言うと大きな責任を感じている。第1ドライバーとしてだけでなく、マルコとは英語でしゃべらないといけない。そして彼が日本にいるときはジムに行きたい、温泉に行きたいと言われれば一緒に行くようにしている(笑)。どんな形でもいいからコミュニケーションを取ることが大事で、それが僕の役割だと考えている。
そして彼はウラカンができた時から開発に関わっており、ウラカンに関しては僕よりも経験がある。その彼のセットアップやフィーリングは役立つので、それも学んでいる。また、第1ドライバーになってヨコハマタイヤさんとも開発を進められるようになって、やることは多い。寝る間も惜しんでやってきたので、今回の結果は本当に嬉しい。
──明日の決勝レースに向けた意気込みを教えてほしい。
マッペリ選手:ここではテストもしているし、ロングランもやっている。練習も十分しているので、それを生かしながら今あるものをもってベストを尽くしたい。
平峰選手:ここにクルマでヨコハマタイヤさんとともに努力してきた。チームもいいクルマを作ってくれているし、ヨコハマタイヤさんとよく話し合って寒い中でよい結果が出せるようにしたい。明日も同じポジションで終わりたい。
小暮選手:明日は完璧な仕事をしてチームに優勝をもたらしたい。自分が初優勝したのもこのサーキットだし、チームを移ってから優勝していないので明日は勝ちたい。
塚越選手:シーズンオフでの成果がでていると思う。最高の結果で明日もここに来るために全力を尽くして頑張りたい。
4月8日、日曜日の決勝レースは14時40分から行なわれる。日曜日の岡山国際サーキットの天気予報は晴れ。決勝レースも激闘が期待できそうだ。