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三菱自動車、「eKシリーズ」に前方歩行者対応の誤発進抑制機能を軽自動車初採用
「ACTIVE GEAR」「PLUS Edition」の対象車種拡大
2018年5月28日 17:17
- 2018年5月28日 発売
- eKワゴン:110万9160円~158万40円
- eKカスタム:151万2000円~170万1000円
- eKスペース:131万7600円~197万7480円
- ACTIVE GEAR:170万2080円~208万5480円
- PLUS Edition:122万400円~197万7480円
三菱自動車工業は5月28日、ハイトワゴンタイプの軽自動車「eKワゴン」「eKカスタム」、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車「eKスペース」を一部改良して発売した。価格はeKワゴンが110万9160円~158万40円、eKカスタムが151万2000円~170万1000円、eKスペースが131万7600円~197万7480円。
また、特別仕様車「ACTIVE GEAR」をeKスペースにも新設定したほか、17万9280円相当のナビゲーションがプレゼントされる特別仕様車「PLUS Edition」の対象車種とグレードを拡大した。価格はACTIVE GEARが170万2080円~208万5480円、PLUS Editionが122万400円~197万7480円。
eKワゴン
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
T Safety Package | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | CVT | 2WD | 1,473,120円 |
4WD | 1,580,040円 | |||
G Safety Package | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | 2WD | 1,413,720円 | |
4WD | 1,520,640円 | |||
M e-Assist | 2WD | 1,220,400円 | ||
4WD | 1,327,320円 | |||
E e-Assist | 2WD | 1,109,160円 |
eKカスタム
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
T Safety Package | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | CVT | 2WD | 1,594,080円 |
4WD | 1,701,000円 | |||
G Safety Package | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | 2WD | 1,512,000円 | |
4WD | 1,618,920円 |
eKスペース
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
T Safety Package | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | CVT | 2WD | 1,620,000円 |
4WD | 1,726,920円 | |||
G Safety Package | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | 2WD | 1,514,160円 | |
4WD | 1,621,080円 | |||
M e-Assist | 2WD | 1,317,600円 | ||
4WD | 1,424,520円 | |||
カスタム T e-Assist | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | 2WD | 1,805,760円 | |
4WD | 1,912,680円 | |||
カスタム T Safety Package | 2WD | 1,870,560円 | ||
4WD | 1,977,480円 | |||
カスタム G e-Assist | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | 2WD | 1,621,080円 | |
4WD | 1,728,000円 | |||
カスタム G Safety Package | 2WD | 1,685,880円 | ||
4WD | 1,792,800円 |
今回、eKシリーズ共通となる一部改良では、予防安全技術「e-Assist」の内容を強化。従来モデルのレーザーレーダーからフロントカメラに変更して、「衝突被害軽減ブレーキ(FCM)」と、軽自動車で初めて前進時の歩行者に対応した「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車標準装備した。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)は、前方歩行者の検知を可能にするとともに、対車両の作動車速域をこれまでの約30km/h以下から約10km/h~80km/hに拡大。さらに、対歩行者の作動車速域を約10km/h~60km/hとして安全性を高めた。
踏み間違い衝突防止アシストは、フロントカメラと前後4カ所に搭載したソナーにシステムを変更して、前進時に加え後退時の障害物にも対応。前進時には、軽自動車として初めて車両だけでなく歩行者に対しても誤発進抑制機能の作動が可能となった。
加えて、フロントカメラで車両前方の車線位置を監視して、車線を逸脱するか逸脱しそうになると、ドライバーにメーター内の警告灯と警報音で注意を促す「車線逸脱警報システム(LDW)」を一部グレードに新設定。「オートマチックハイビーム(AHB)」の採用グレードを拡大して安全性を向上させた。
これらにより、経済産業省や国土交通省などが推進する安全運転サポート車のうち、高齢運転者にとくに推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」もしくは「ベーシック+」に該当した。
特別仕様車
特別仕様車ACTIVE GEAR
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
eKカスタム ACTIVE GEAR | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | CVT | 2WD | 1,702,080円 |
4WD | 1,809,000円 | |||
eKスペース ACTIVE GEAR | 2WD | 1,978,560円 | ||
4WD | 2,085,480円 |
フロントグリルのラインやドアミラー、ステアリングホイールのステッチなどにオレンジ色を施し、エクステリアに専用デカールを採用してアウトドア用品のギア感(道具感)を表現するACTIVE GEARは、これまでのeKカスタムに加え、eKスペースにも新設定。
eKスペースは、ボディカラーに「ホワイトパール/ブラックマイカ」「チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカ」のツートーンのほか、モノトーンの「ブラックマイカ」を設定。テールゲートガーニッシュをブラックにしたほか、インテリアではセンターパネルに「ACTIVE GEAR」専用デカールを施すとともに、アクセントとしてオレンジ色のワンポイントデザインを採用した。
eKカスタムは、ボディカラーにブラックマイカを新しく設定し、センターパネルに「ACTIVE GEAR」専用デカールを追加。ホイールセンターキャップのスリーダイヤをブラックからメッキ調に変更するなど、よりデザインにこだわった仕様に変更された。
特別仕様車「PLUS Edition」
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
eKワゴン G Safety PLUS Edition | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | CVT | 2WD | 1,413,720円 |
4WD | 1,520,640円 | |||
eKワゴン M e-Assist PLUS Edition | 2WD | 1,220,400円 | ||
4WD | 1,327,320円 | |||
eKカスタム T Safety PLUS Edition | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | 2WD | 1,594,080円 | |
4WD | 1,701,000円 | |||
eKスペース カスタム T Safety PLUS Edition | 2WD | 1,870,560円 | ||
4WD | 1,977,480円 | |||
eKスペース G Safety PLUS Edtion | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | 2WD | 1,514,160円 | |
4WD | 1,621,080円 |
2017年10月にeKワゴン「M e-Assist PLUS Edition」とeKスペース「カスタム T Safety PLUS Edition」に設定されたPLUS Editionは、ベース車から価格を据え置きつつ、「ステアリングオーディオリモコンスイッチ」「リアスピーカー」などを標準装備して、さらに、17万9280円相当の専用「ワイド2DINナビゲーション(ハイスペックモデル)」がプレゼントされる特別仕様車。
今回、eKワゴン「G Safety PLUS Edition」、eKスペース「G Safety PLUS Edition」、eKカスタム「T Safety PLUS Edition」をラインアップに追加した。