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Azitとヨロン島観光協会、観光客に向けた互助モビリティサービスを与論島で実証実験スタート。ドライブマッチングアプリ「CREW」を活用

9月以降の本格始動を目指す

2018年6月21日 発表

与論島の大金久海岸 沖合い約1.5kmに浮かぶ百合ヶ浜

 Azitとヨロン島観光協会は6月21日、与論島(鹿児島県大島郡与論町)においてドライブマッチングアプリ「CREW(クルー)」を用いた、観光客に向けた互助モビリティサービスの実証実験を8月から開始することで合意した。

 観光客ピーク時の公共交通機関不足が課題となっている与論島内で、新たな移動手段を提供する目的で実施され、9月以降に本格始動を目指す。

百合ヶ浜

 8月より開始する実証実験は、自家用車を持つ与論町の住民がドライブマッチングアプリ「CREW」のドライバーとして登録して、公共交通機関でカバーできない観光客に対して送迎手段を補完する目的で運送するというもの。CREWのドライバーになるには「免許取得から1年以上経過していること」「過去に大きな事故や刑罰などを受けていないこと」といった一定の条件を満たす必要がある。

 サービスの利用者は、CREWアプリを与論島エリアで起動すると、近くのドライバーとマッチングができた場合に、互助モビリティとして利用することが可能。

 その際に利用者は、実費(ガソリン代)をドライバーに、手数料等をAzitに対して支払う形となる。また、利用者がドライバーに対して任意で謝礼を支払うことも可能。謝礼の支払いはあくまでも利用者の任意で行なわれるもので、強制はされない。

ドライブマッチングアプリ「CREW」
ドライブマッチングアプリ「CREW」のロゴ
ドライブマッチングアプリ「CREW」

 実証実験では数名から10名程度がドライバーとして稼働。登録ドライバーは一定の基準を満たした与論島の住民が登録される。運営については、特に観光需要が高まるエリア、時間帯にフォーカスした運営を検討中。

 実証実験におけるサービスの利用回数や乗車した利用者の意見等を参考にしながら、新たな移動インフラとしての提供可能性を評価したのち、本格稼働への切り替えを検討していくとしている。

 また、Azitでは今回の与論島における実証実験の取り組みをモデルとして、「互助モビリティの活用によって地域における移動上の課題解決を試みたい」と考える他の地域、自治体に対しても、サービスの提供を図っていく考え。