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ルノー、日産、三菱自動車、3社で共同利用する世界初の部品・アクセサリー倉庫を豪州で稼働開始
9万点以上の部品を収納予定
2018年7月9日 14:32
- 2018年7月9日 発表
ルノー、日産自動車、三菱自動車工業は7月9日、3社で共同利用する世界初の部品・アクセサリー用の物流倉庫「アライアンス・ナショナル・ディストリビューション・センター」をオーストラリア トゥルーガニーナ市に開設。同日に稼働を開始した。
ルノー、日産、三菱自動車の豪州国内物流ネットワークの中心となるこの倉庫は、物流大手のCEVA Logistics(シーバ・ロジスティクス)が運営を担当。床面積は3万7000m2以上となり、9万点以上の部品を収納予定。24時間稼働し、庫内スペースに約10万点以上の部品を収納可能となっているほか、液体物を収納する677m2のスペースにはパレット約700台が設置可能。1日に約2500点の部品入荷を可能としており、トラック運送業者8社によって豪州全国の販売店舗に向けて約8500点の部品を出荷できるという。
さらにこの倉庫は、豪州のグリーン・ビルディング・カウンシルから持続可能な建築設計として最高レベルの6つ星認定を最初に受けた施設の1つとなっており、太陽光発電システム、日照・人感センサーつきの高天井用LED照明、雨水利用システムなどを利用している。
3社によるアライアンスのアフターセールス担当 グローバル・シニア・バイス・プレジデントであるケント・オハラ氏は、「本日のグランドオープンは、アライアンスにとっての大きな節目です。この共同倉庫は、メンバー各社、お客さま、株主の皆さまのためにシナジーを創出する新しい取り組みの1つとなります」とコメントしている。