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日産、「Nissan GT-R50 by Italdesign」を約90万ユーロから限定生産

7月12日のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界デビュー

2018年7月12日(現地時間)世界デビュー

日産自動車とイタルデザインが共同開発したプロトタイプ車「Nissan GT-R50 by Italdesign」

 日産自動車とイタルデザインは、6月29日に発表した共同開発のプロトタイプ車「Nissan GT-R50 by Italdesign」が、英国 チェスターで7月12日(現地時間)に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で世界デビューすると発表した。また、同発表内ではこの車両について「将来的に台数限定で生産する可能性」があるとしている。

 Nissan GT-R50 by Italdesignはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの世界デビューを皮切りに、今後数カ月間に世界各地でお披露目される予定となっており、「お客さま向けに本プロトタイプから創意を得た車両を限定生産する可能性があります」とのこと。この場合、50台以下の車両が購入者それぞれの好みに合わせて仕立てられ、イタルデザインによって生産される。価格はおおむね90万ユーロからになるとの想定。

 発表の中で日産自動車 専務執行役員 グローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルバイサ氏は「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、両社が50年間お客さまの夢を常に鼓舞しつづけたことを祝福する、パワーと芸術性の融合である『Nissan GT-R50 by Italdesign』をお披露目するのに理想的なイベントです。このプロトタイプモデルと同様に、グッドウッドはクルマのデザインやパフォーマンスを讃え、過去と未来の独創的な自動車への耽溺、そして愛にあふれています。だからこそ、人々の想像力をかき立て、夢を膨らませるこのプロトタイプ車を出展するのに最高の場所なのです」とコメント。

 また、イタルデザイン・ジウジアーロ CEOのヨルグ・アスタロッシュ氏は「イタルデザインには、お客さまの夢を実現してきた長い歴史があります。私たちは今回、日産をパートナーとして迎え、夢のGT-Rを実現しました。両社の目指すところは、この『クルマのモンスター』がほどなくして50名の選ばれしエンスージアストの生活に新たな彩りをもたらすことです」としている。

The Nissan GT-R50 by Italdesign(38秒)