日産、「Nissan GT-R50 by Italdesign」の市販モデルを2020年後半より納車開始

2020年後半から「Nissan GT-R50 by Italdesign」限定市販モデルの納車開始

　日産自動車は12月5日、イタルデザインと共同開発した「Nissan GT-R50 by Italdesign」の限定市販モデルの納車を2020年後半から開始すると発表した。

　Nissan GT-R50 by Italdesignは、GT-Rとイタルデザインがそれぞれ2019年、2018年に迎える生誕50周年を記念して共同開発したモデル。最新の「GT-R NISMO」をベースとし、NISMOで組み立てられた最高出力720PSを発生するV型6気筒 3.8リッターツインターボ「VR38DETT」型エンジンを搭載する。同モデルは、各市場における認可手続きを経た後、2020年後半～2021年末に納車される予定となる。

Nissan GT-R50 by ItaldesignはGT-Rとイタルデザインがそれぞれ2019年、2018年に迎える生誕50周年を記念して共同開発

　Nissan GT-R50 by Italdesignの市販モデルには世界中から非常に強い関心が寄せられており、すでに予約した人は自身の好みに合わせた仕様の選定を開始しているという。市販モデルは50台が限定生産され、予約枠は残りわずかとなっているとのこと。価格は99万ユーロ（税別）から。

　なお、日本における販売は、VTホールディングスのグループ会社であるエスシーアイを通じて行なわれる。問い合わせや詳細についてはNissan GT-R50 by ItaldesignのWebサイトを参照いただきたい。

最高出力720PSを発生するV型6気筒 3.8リッターツインターボ「VR38DETT」型エンジンを搭載

価格は99万ユーロ（税別）から

市販モデルは50台の限定生産。予約枠は残りわずかだという

　日産のスポーツカー担当プログラム・ダイレクターのボブ・レイシュリー氏は、「ハイパフォーマンスカーを少量生産でテーラーメイドしていくイタルデザインと、本プロジェクトが提供するパーソナライズされた素晴らしい体験を、私たちのお客さまは満喫しています。『Nissan GT-R50 by Italdesign』は、1台1台がそれぞれ最高傑作になることでしょう」とコメントしている。

　Nissan GT-R50 by Italdesignの限定市販モデルは、2020年3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーのイタルデザインのブースに展示されるほか、日本では同車のプロトタイプが12月8日に開催される「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019」に展示された後、銀座にある「NISSAN CROSSING（ニッサン クロッシング）」や、2020年1月の東京オートサロン 2020でも展示される予定。