英アストンマーティン、V8エンジン搭載の「V8 シグネット」をワンオフで製作

アストンマーティン「V8 シグネット」

　英アストンマーティンは7月12日（現地時間）、V型8気筒 4.7リッターエンジンを搭載したコンパクトカー「V8 シグネット」を英国グッドウッドフェスティバル オブ スピードで走行させた。

　シグネットは、アストンマーティンがトヨタ自動車の「iQ」をベースに開発・販売したコンパクトカー。今回登場したV8 シグネットは、同社のカスタマイズサービス「Q by Aston Martin - Commission」サービスを通じて顧客のために製作したワンオフモデル。

　ボディサイズは3708×1920×1500mm（全長×全幅×全高）、ホイールベースは2020mm。車両重量は1375kg。「ヴァンテージ S」に搭載されるV型8気筒エンジンとトランスミッションを収納するために新しいフロントバルクヘッドとトランスミッショントンネルを板金で製作したという。

V8 シグネット

　最高出力430BHP、最大トルク490N・mを発生するV型8気筒 4.7リッターエンジンを搭載して、7速スポーツシフトIIギヤボックスを組み合わせる。パフォーマンスでは、最高速274km/h、0-60mph加速は4.2秒。

　グッドウッドフェスティバル公式のTwitterでは、V8 シグネットが走行する動画を公開している。

This V8 Cygnet is like nothing you've ever seen from Aston Martin.#FOSpic.twitter.com/laG629dp68

— Goodwood Road&Racing (@GoodwoodRRC)2018年7月12日