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FIM、セパン8時間耐久レースを2019年12月に開催。世界耐久選手権アジア地域2つ目のラウンドに

鈴鹿8耐の予備予選としても機能

2018年7月28日 発表

2019年12月、セパン・インターナショナル・サーキットで8時間耐久レースが開催される

 Eurosport Events、セパン・インターナショナル・サーキット、およびモビリティランドは7月28日、鈴鹿8時間耐久レースが開催されている三重県・鈴鹿サーキットで会見を開き、2019年12月にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで新たな8時間耐久レースを世界耐久選手権(EWC)シリーズ戦の1つとして開催することを発表した。

セパンの8時間耐久レースは、鈴鹿8耐の予備予選ともなる重要なレースに

 これまでEWCのシリーズ戦はヨーロッパ圏を中心に開催され、最終ラウンドの鈴鹿8耐がアジア地域としては唯一のレースとなっていた。今後はそれにマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットが加わることになる。鈴鹿8耐の予備予選の1つとしても機能し、近年オートバイ人気が高まっている東南アジア地域において、より多くのチームがEWCや鈴鹿8耐にチャレンジしてもらうための呼び水とする。

 Eurosport Events代表のフランソワ・リベイロ氏は会見で、シーズン開幕戦となる9月のボルドール24時間耐久レースから次のレース(4月)までの、冬期間の長い空き時間を埋めるのに最適なタイミングで開催するレースだとし、「EWCに新たなマイルストーンを加え、アジアに大きなステップを踏み出す」と宣言した。

Eurosport Events代表のフランソワ・リベイロ氏

 SIC(セパン・インターナショナル・サーキット) CEOのダト・ラズラン・ラゼリ氏は、レース、エンターテイメント施設の運営の参考になるという意味で、「鈴鹿サーキットはSICにとってのビッグブラザーだ」とコメント。2017年で終了したF1レースの代わりになるビッグイベントを探し、国内でSNSなどを通じて意見を募った結果、EWCとWTCR(世界ツーリングカー選手権)の人気が高かったことを明かしたうえで、「両方のプロモーターであるEurosport Eventsと話し合い、2019年12月にその2つのレースをダブルヘッダーで開催することを決定した。昨年初めて体験した鈴鹿8耐のように、これらもエキサイティングなレースになるだろう」と述べた。

セパン・インターナショナル・サーキット CEOのダト・ラズラン・ラゼリ氏

 モビリティランド 代表取締役社長 山下氏は、「鈴鹿8耐と全く同じフォーマットでもう1戦、アジアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催することになった。まさに兄弟レース」と語り、「鈴鹿8耐へのゲートウェイとなるレース。ここで優秀な成績を取ったチームが鈴鹿8耐にたくさん来てくださる、ということを実現できると考えている」と付け加えた。

モビリティランド 代表取締役社長の山下 晋氏
会見に同席したFIM サーキットレース理事長のレズソ・ブルス氏。「このような新しい東南アジアに対する活動には期待している」などとコメントした