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三菱自動車、「デリカD:2」の一部改良で予防安全性能を強化。全車「サポカーSワイド」に
「全方位モニター用カメラパッケージ」新採用
2018年8月2日 16:12
- 2018年8月2日 発売
- 182万1960円~229万9320円
三菱自動車工業は8月2日、コンパクトミニバン「デリカD:2(ディーツー)」を一部改良して発売した。価格は182万1960円~229万9320円。
今回の一部改良では、三菱自動車の予防安全技術「e-Assist」の内容を強化したほか、新たに「全方位モニター用カメラパッケージ」などの機能装備を採用。デリカD:2 カスタムで採用している2トーンカラー(4万3200円高~6万4800円高)に「スピーディーブルーメタリック/ブラック」「クラレットレッドメタリック/ブラック」を追加して全8種類に拡大した。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | JC08モード燃費 |
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HYBRID SZ 全方位カメラパッケージ | 直列4気筒DOHC 1.2リッター+モーター(PB05A) | 5速AGS | 2WD(FF) | 2,263,680円 | 32.0km/L |
CUSTOM HYBRID SV 全方位カメラパッケージ | 2,299,320円 | 32.0km/L | |||
HYBRID MX | 直列4気筒DOHC 1.2リッター+モーター(WA05A) | CVT | 1,821,960円 | 27.8km/L | |
HYBRID MZ | 1,987,200円 | 27.8km/L | |||
4WD | 2,113,560円 | 23.8km/L | |||
HYBRID MZ 全方位カメラパッケージ | 2WD(FF) | 2,039,040円 | 27.8km/L | ||
4WD | 2,165,400円 | 23.8km/L | |||
CUSTOM HYBRID MV 全方位カメラパッケージ | 2WD(FF) | 2,074,680円 | 27.8km/L | ||
4WD | 2,201,040円 | 23.8km/L |
e-Assistの強化では、衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」(ステレオカメラタイプ)の自動ブレーキ機能で、夜間にも歩行者を検知する機能を追加。また、リアバンパーに4個のソナーを内蔵。車両後方に障害物を感知している状態でアクセルペダルが強く踏まれた場合、警報によってドライバーに注意喚起しつつ、エンジン出力を抑制して急激な後退を防止する「後方誤発進抑制機能」、車両後方にある障害物との距離をブザー音とモニター表示でドライバーに知らせ、障害物と衝突する可能性がある場合は自動ブレーキが作動して、衝突の回避、または衝突時の被害軽減を図る「後退時ブレーキサポート」を新採用している。
これらの機能を追加したことで、経済産業省や国土交通省などが推進する安全運転サポート車のうち、高齢運転者にとくに推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」に全車が該当することになった。
また、先行車や対向車の有無、周辺状況の明るさにより、ヘッドライトのハイビームとロービームを自動的に切り替えて利便性と遠方視認性を高める「ハイビームアシスト」、ステレオカメラで先行車との車間距離を計測し、3段階の設定変更に合わせて車間距離を保ちながら追従走行する「アダプティブクルーズコントロール」を採用。使い勝手と安全性を向上させている。
一部のグレードに追加した全方位モニター用カメラパッケージでは、対応するディーラーオプションのカーナビと組み合わせることにより、車両のフロント、左右両サイド、リアに搭載した4つのカメラで撮影した映像をディスプレイ上に立体的に表示する「3Dビュー」を採用。見通しのわるい駐車場などでの停車時や微低速走行時に、4つのカメラの検知範囲内に人や車両などが近づいて来た場合にブザー音と画面表示の点灯で警告する「左右確認サポート機能」も備えている。このほか、「HYBRID MX」以外のグレードにパドルシフトを追加している。