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【インタビュー】カープライスアンバサダーの森且行選手に、カープライスやこれまでのクルマについて聞いた
「20歳の誕生日に買ったフェラーリ 348tsのビアンコは、日本に5台か6台しかない」
2018年8月7日 12:25
中古車買い取りサービスを提供するカープライスは、7月31日にオートレーサーの森且行選手がアンバサダーに就任したことを発表した。
カープライスは、独自に開発したインターネットライブオークションシステムを提供。平日に毎日開催されるオークションでの落札価格がそのまま買い取り価格となり、クルマを売りたいユーザーとクルマを仕入れたい業者をダイレクトにつなぐことができるという。オークションの入札には国内外900店以上の中古車販売店や輸出業者が参加し、車両を出品するユーザーはオークションの様子をスマートフォンなどでリアルタイムに確認することができる。
今回、アンバサダーの森選手にカープライスのこと、クルマのことなどについて話を聞いてきた。
――カープライスのライブオークションを初めて知ったとき、どう思われましたか?
森且行選手:自分で値段を決めて、それ以上に上がっていくところをリアルタイムで見られるという、今までなかったところに「すっごいな」と思いました。「すごい時代になってきたんだな」と。これまでの基本はどこかのお店に持って行って、決まった査定額で引き取ってもらうしかないじゃないですか。それが、自分で決めて、(価格が)上がっていって、そのシステムにすっごいなと思って。「なんでまだ知られていないんだろう」って思いました。
――これまで所有されたクルマで1番の思い出は?
森選手:これまで所有したクルマは、20歳の時に買ったフェラーリの後はずっとアメ車でした。キャデラックを2~3台乗って……、アストロも持っていたと思います。あとは、ハマー。最後はカマロでした。トランスフォーマーが大好きなので(笑)。
それでも、1番思い出深いのはフェラーリですね。348tsのビアンコ。ディーラーで日本に5台か6台しかないと言われたかな。それぐらいしかなかった色だったので。だから、来たときはすごく嬉しかったですね。休みがなかったから、仕事から帰ってきてから高速道路ばっかり乗りまくっていました(笑)。
――そのフェラーリについて、1番印象に残っている出来事はありますか?
森選手:僕は、これまでクルマをぶつけたことは1回だけしかないのですが、それがフェラーリだったんです。(駐車の際に)僕の友達がオーライ、オーライしてくれてたんですけど、ずっと言っているから信じてバックしていったら、思いっきりガシャーン!って。その友達は何も見ないでオーライ、オーライって言っていて、クルマをぶつけたのはその1度きりだけなんです。修理代はすごく高かったです。バンパーとかで60万円かかりました(笑)。
――プロフェッショナルになって、クルマ観やバイク観に何か変化はありましたか?
森選手:街中で走っている車両の音を聞いて「あっ、あれ、どこかわるいな」とか、そういう感覚になってきました。エンジンの音がちょっとわるいから「キャブがわるいのかな」とか、「プラグがかぶっているんじゃないかな」とか。職業病なんですかね(笑)。そんなことばっかり考えています。
今はエンジンのアイドリングのちょっとした変化でも、「あっ、これ、どこがわるいんだな」とか、感じられるようになったのかなと思います。オートレースでは常に音を聞いてセッティングをしているので、敏感になりますね。
――今後の抱負について教えてください。
森選手:とにかく諦めることなく、日本一になれるように頑張っていくしかないと思っています。そのために、一生懸命いいエンジンを作って、いいタイヤを見つけて。1位になれるようにただ頑張るだけです。もちろん、カープライスの紹介も頑張ります!