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フォルクスワーゲン、「アルテオン」に“優雅さ”を与えた新グレード「エレガンス」

レザーシートカラーを3色設定。599万円

2018年10月26日 発売

599万円

「アルテオン」に新グレードの「TSI 4MOTION Elegance」(右)を追加

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月26日、ファストバックデザインのグランドツーリングカー「アルテオン」に新グレードの「TSI 4MOTION Elegance(エレガンス)」を追加して発売した。価格は599万円。

 2017年の東京モーターショーでお披露目され、2017年10月に発売されたアルテオンは、これまで「TSI 4MOTION R-Line」「TSI 4MOTION R-Line Advance」の2グレード展開だったが、新たに優雅で洗練された雰囲気を醸し出すエレガンスグレードを追加。発売以降、個性的なデザインが好評を博して「販売は好調」(9月時点で約2000台を販売)とのことで、エレガンスグレードの投入によりさらなる台数増を目指す。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
TSI 4MOTION R-Line直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ7速DSG4WD5,490,000円
TSI 4MOTION R-Line Advance5,990,000円
TSI 4MOTION Elegance5,990,000円

 アルテオンは新世代のグリルデザイン、筋肉質なフェンダーライン、エッジの効いたキャラクターラインなどを採用したフォルクスワーゲンのフラグシップモデル。今回のエレガンスでは、直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジンや4輪駆動の4MOTIONといった動力性能、先進安全装備はそのままに、エクステリアでは専用フロントバンパーやシルバーのドアミラー、シルバーの20インチアルミホイール(デザインはR-Line Advanceと同じで、こちらのカラーはダークグラファイトマット)といった専用装備により優雅で洗練された雰囲気を演出。

アルテオンのボディサイズは全グレード共通の4865×1875×1435mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2835mm
エレガンス(左)とR-Line(右)で異なるフロントバンパーが採用され、ヘッドライトとテールランプはLEDを採用。デイタイムランニングライトも備わる
エクステリアではフロントバンパーやシルバーのドアミラー、シルバーの20インチアルミホイール(タイヤはピレリ「P ZERO」で、サイズは245/35 R20)、ボディサイドに備わる「ELEGANCE」バッヂが専用装備。なお、R-Lineではトランクスポイラーが備わるが、エレガンスでは非採用となる
こちらはTSI 4MOTION R-Line Advance

 また、インテリアではR-Line系がこれまでブラック(チタンブラック)を基調にしたインテリアだったのに対し、エレガンスでは「チタンブラック」「ミストラルグレー」「バレンシアブラウン」という3色のレザーシートバリエーションを用意。さらに深みのあるウッドデコラティブパネルを採用して質感を高めた。そのほか、エレガンスではステアリングヒーターが標準装備されている。

撮影車のインテリアカラーはミストラルグレーで、電動パノラマスライディングルーフとDynaudio(ディナウディオ)のプレミアムサウンドシステムをセットにした新オプション「ラグジュアリーパッケージ」を装備
オーディオでは「オリジナル」「ソフト」「ダイナミック」「スピーチ」からサウンド設定が可能

 ボディカラーはマンガングレーメタリック、チリレッドメタリック、ディープブラックパールエフェクト、パイライトシルバーメタリック、アトランティックブルーメタリック、オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト(有償カラー/12万9600円)の全6色展開。R-Line系で用意されるターメリックイエローメタリックは選択できない。

 そのほか、電動パノラマスライディングルーフにデンマークのハイエンドオーディオメーカー「Dynaudio」のプレミアムサウンドシステム(総出力700W、16チャンネル-11スピーカー)をセットにした新オプション「ラグジュアリーパッケージ」(24万8400円)をR-Line Advance、エレガンスにオプション設定している。

全グレード共通で搭載される直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジンは、最高出力206kW(280PS)/5600-6500rpm、最大トルク350Nm(35.7kgfm)/1700-5600rpmを発生。JC08モード燃費は13.3km/L