日産グローバル本社ギャラリーに家が。V2Hシステム「Nissan Energy Home（ニッサン エナジー ホーム）」公開

「リーフ」に搭載するバッテリーを活用して、太陽光発電の電気を有効利用するコンセプトを紹介する「Nissan Energy Home（ニッサン エナジー ホーム）」

　日産自動車は、神奈川県横浜市にある日産グローバル本社ギャラリーでコンセプトデモンストレーション「Nissan Energy Home（ニッサン エナジー ホーム）」を公開している。日産グローバル本社ギャラリーの入場は無料。

　ギャラリー中央にあるメインステージに設置されたニッサン エナジー ホームでは、バッテリーの蓄電・放電機能を活用してEV（電気自動車）が持つ魅力をさらに向上させるソリューション「Nissan Energy（ニッサン エナジー）」のコンセプトを紹介。日産のEV「リーフ」と住宅を接続し、住宅の屋根に設置したソーラーパネルで発電した電気をリーフのバッテリーに充電。時間帯や天候などに応じて変化する太陽光発電の電気と一般的な電力網から供給される電気を使い分け、さらにリーフに充電した電気を住宅に供給して住宅内の家電製品を動かす「Vehicle-to-Home（V2H）システム」のイメージを、フローリングや壁面などに設置したブルーのイルミネーションの点灯で表現している。

　なお、ニッサン エナジー ホームのデザインは、日産のグローバルデザインを担当する専務執行役員 アルフォンソ・アルバイサ氏と日産の空間デザインチームが手がけている。

住宅の屋根に設置したソーラーパネルで発電した電気が住宅内の家電製品やリーフに供給されるイメージを、ブルーのイルミネーションで表現