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日産、「エルグランド」「シビリアン」計8万141台をリコール。燃料計の不具合でエンストに至るおそれ

対象車両の製作期間は2004年7月30日~2007年10月9日

2019年2月14日 発表

日産、燃料計の不具合で「エルグランド」「シビリアン」の計8万141台をリコール

 日産自動車は2月14日、燃料計に不具合があるとして「エルグランド」「シビリアン」の2車種、計8万141台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2004年7月30日~2007年10月9日。

 不具合は、コンビネーションメーターの燃料計回路が不適切なため、回路内の抵抗素子の発熱、計器内の照明などの熱によりメーター内の基板が熱膨張を繰り返して回路が断線することがある。そのため、燃料計の指示値が高くなり、燃料がなくなったことに気づかず、最悪の場合では走行中にエンストして再始動できなくなるおそれがある。

 対象車両は、改善対策として全車両の燃料計回路に補助回路を追加。またはメーター一式を交換する。

不具合発生箇所の説明