最高速120km/hの試行、新東名 新静岡IC～森掛川ICと東北道 花巻南IC～盛岡南ICで3月1日10時より開始

新東名高速道路 新静岡IC（インターチェンジ）～森掛川ICと東北自動車道 花巻南IC～盛岡南ICの区間において、規制速度120km/hの試行が3月1日10時より開始

　新東名高速道路 新静岡IC（インターチェンジ）～森掛川ICと東北自動車道 花巻南IC～盛岡南ICの区間において、規制速度120km/hの試行が3月1日10時より開始される。

　これまで同区間では規制速度110km/hの試行が行なわれてきた。警察庁によると、試行区間の交通実態としては、実勢速度は新東名高速の上下、死傷事故率は新東名高速の下りで上昇したが、他の区間では上昇は見られなかったとし、試行により一定の安全レベルを確保できたと判断して規制速度を120km/hに引き上げる。

　警察庁では将来的に規制速度120km/hの試行に伴う交通事故実態や実勢速度の変化などを分析した上で、他の路線・区間への拡大を検討するとしている。

　同区間を管轄する静岡県警察と岩手県警察では、「大型貨物自動車等の最高速度は『80km/h』のまま変更ありません」「天候や路面状況に応じた安全な速度で走行してください」などと注意を呼びかけるとともに、施行に伴うQ＆Aを紹介する資料を公開している。

新東名高速 新静岡IC～森掛川ICにおける規制速度120km/h試行に関するQ＆Aを紹介する静岡県警察本部の資料

東北道 花巻南IC～盛岡南ICにおける規制速度120km/h試行に関するQ＆Aを紹介する岩手県警察本部の資料