アルパイン、「アラウンドビューモニター」も利用できる日産「ノート」専用AVナビ「ビッグX」

日産自動車「ノート」専用の「ビッグX」シリーズ「X9Z-NT-AM」

　アルパインは、車種専用AVナビ「ビッグX」シリーズの新製品として、日産自動車「ノート」専用となる「X9Z-NT-AM」を7月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23万円前後。

　ビッグXシリーズではWXGA（1280×720P）解像度の9V型LED液晶ディスプレイを採用。地図データの表示に加え、地上デジタル放送やDVDなどの動画も高画質に見やすく画面表示。ノート専用のX9Z-NT-AMでは、9V型画面のワイド感を強調するパネルデザインを採用している。

　また、各種操作を音声入力で行なえる「ボイスタッチ」を採用し、走行中でも周辺検索や目的地の選択、目的地設定などを音声で操作可能。さらに画面に割り込み表示される注意喚起などの表示キャンセル、オプション設定するカメラの映像呼び出しやアングル切替なども音声操作に対応し、安全で快適なカーナビ利用をサポートする。

　ノート専用となる機能では、イグニッションON時に専用アニメーションを使ったオープニング演出を実施。「ノート」「ノート e-POWER」「ノート NISMO」「ノート AUTECH」の4種類を用意している。また、アルパインの「サウンドマイスター」が車両ごとに異なる音響特性を分析。ノートの車内空間にマッチするサウンドチューニングのデータがプリセットされている。

　これに加え、車両の前後左右にカメラを設置して、上空から見下ろしたような画像を合成するノートの特徴的なオプション装備「インテリジェントアラウンドビューモニター」の表示にも対応。車庫入れなどのシーンで安全確認をアシストする。

　このほか、純正装着するステアリングスイッチに対応し、オーディオソースの選択や音量の調整、電話の受話といった操作が可能。インストール済みの車両情報を使い、駐車場検索ではノートのボディサイズに合わせた駐車場を表示し、ルート検索にはノートの車両重量も考慮する「燃費優先ルート」を用意する。

9V型画面のワイド感を強調するパネルデザインを採用している