フィアット、6速MTと4×4システム採用の“ニッチなスモールSUV”「パンダ」80台限定車「4×4 スッコーサ」

「パンダ」の限定車「4×4 スッコーサ」

　フィアット（FCAジャパン）は、「Panda（パンダ）」の限定車「4×4 Succosa（フォーバイフォー・スッコーサ）」を7月13日に発売する。価格は261万円で、販売台数は80台。

　パンダ 4×4 スッコーサは、マニュアル車で街中からアウトドアまで、あらゆる場所でクルマを自在に操る楽しみを味わいたいアクティブな人に向けた限定車。車名に冠する「Succosa（スッコーサ）」はイタリア語で“ジューシー”を意味し、“太陽が燦々と照りつける夏の景色に溶け込み、開放的な気分を盛り上げる”というビビッドな「シチリア オレンジのボディカラー」がその由来となる。

　パンダの標準モデルは直列2気筒 0.9リッター マルチエア インタークーラー付ターボエンジンを搭載し、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッションのデュアロジックと、前輪駆動レイアウトを採用するのに対し、パンダ 4×4 スッコーサは6速MTと4×4（4WD）レイアウトを採用しているのが最大の特徴。

　高い機動力を誇るという4×4システムは、滑りやすい路面でタイヤの空転を抑制する電子式ディファレンシャルロックを備え、4輪に効率よくパワーを伝達し、悪条件下でも安定した走行性能を発揮する。

4×4専用装備の15インチ 6スポーク アルミホイール＋175/65R15タイヤを装着

　また、インテリアではブラック/グレーのコンビネーションシートやグレーのインストルメントパネルで、遊び心を演出した。

パンダ 4×4 スッコーサのインテリア。グレーのインストルメントパネルやブラック/グレーのコンビネーションシートで遊び心を演出