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ニスモ、ノート e-POWERとセレナ e-POWER用「ヘリカル式フロントL.S.D.」

タイヤの空転を抑制し、コーナー脱出速度を向上

2019年7月25日 発売

15万円(税別)

ノート e-POWERとセレナ e-POWER用「ヘリカル式フロントL.S.D.」

 NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は7月25日、「ノート」(E12)/「セレナ」(C27)のそれぞれe-POWER用の「ヘリカル式フロントL.S.D.」を発売した。価格は15万円(税別)。

 これは、スポーツ走行でのコーナリング時にイン側のフロントタイヤが空転するのを抑え、コーナー脱出スピードを向上させるというもの。さらに、アクセルワークでのヨーレート発生により、アクティブな車両挙動を実現するとともに、ブレーキング時にはイニシャルトルクが作用することで、左右のタイヤが連結しようとする力が働いて車両安定性が向上する。

 作動方式は2WAYでイニシャルトルクは20Nm(2.0kgfm)。ABSとの相性がよいヘリカル式を採用することで、マイルドでストリートでも扱いやすい仕様にしている。

 なお、ヘリカル式フロントL.S.D.の取り付けにはトランスアスクルASSYの分解が必要となる。そのため、駆動系に関する保証が日産自動車の車両保証の有無に関わらず適用されなくなる。