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ダイハツ、後付け衝突被害軽減装置の対象車種拡大。5代目「ムーヴ」、初代「ミラ イース」も装着可能に

既販車向け安全装置「つくつく防止」。3万4560円

2019年7月29日 発売

3万4560円

5代目「ムーヴ」

 ダイハツ工業は7月29日、ペダルを踏み間違えた際などに起きる急な発進を抑制する既販車向けの後付け安全装置「つくつく防止(ぼうし)」の搭載対象車種を、5代目「ムーヴ(LA100S/L110S)」、初代「ミラ イース(LA300/310S)」にも拡大した。価格は3万4560円。

 今回新しく搭載可能となったのは、2010年12月~2012年12月に生産された5代目ムーヴのCVT車と、2011年9月~2013年8月に生産された初代ミラ イースのCVT車。どちらのモデルも、クルーズコントロールシステム搭載車には装着できない。

初代「ミラ イース」

 この装置は、ペダルの踏み間違い事故による衝突被害を軽減することを目的に開発。現在使用しているクルマに対して後付けでソナーセンサーやコントローラー、インジケーターなどを装着することで、誤操作による重大事故の減少への貢献を目指す。

 ダイハツは、安全・安心に外出することで「元気な生活を送っていただきたい」「交通事故による死傷者を1人でも少なくしたい」との思いから、2018年12月に2代目「タント(L375/L385)」を対象として「つくつく防止」の発売を開始した。

 今回の対象車種拡大で合計7車種8モデルが搭載対象となり、ダイハツ車の現保有台数約970万台のうち、約半数の車両が予防安全機能「スマートアシスト」搭載車、または後付け安全装置の対象車両となる。

「つくつく防止」ロゴ