トヨタ、タイで高級ミニバン「マジェスティ」公開。170万9000バーツ（約598万円）から

「バンコク国際グランドモーターセール2019」で公開された新型ミニバン「マジェスティ」

　トヨタ自動車のタイ現地法人であるToyota Motor Thailandは8月16日（現地時間）、「バンコク国際グランドモーターセール2019」において新型ミニバン「マジェスティ」を公開した。同モデルの月販目標台数は300台としている。

　同社によれば、タイにおいても高級ミニバンのニーズが高まっており、最高級ミニバンとして「アルファード」「ヴェルファイア」が導入されているが、価格は374万7000バーツ（約1311万円）～と高額設定になっている。一方、今回のマジェスティは高級ミニバンという位置付けながら170万9000バーツ（約598万円）からと手が届きやすい価格設定とされた。

　そのマジェスティの特徴は、「モダンで洗練されたデザイン」「4リンクサスペンションなどによる優れた乗り心地」「9個のエアバッグやトヨタセーフティセンスといった最新の安全性能」「スライドドアや7つのUSBポートといった利便性の高い装備」「信頼できる品質、耐久性、および信頼性」などが挙げられた。

マジェスティのエクステリア

　設定グレードは「Grande」（219万9000バーツ）、「Premium」（189万9000バーツ）、「Standard」（170万9000バーツ）の3モデル。パワートレーンは最高出力120kW（163PS）/3600rpm、最大トルク420Nm/1600-2200rpmを発生する2.8リッターGD型ディーゼルエンジンで、6速ATを組み合わせる。

マジェスティのインテリアでは2列目左右独立シート、7つのUSBポートといった快適性・利便性の高いアイテムが採用される