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メルセデス・ベンツ、A&BクラスのPHEV仕様「A 250 e」「B 250 e」

システム出力は218HP/450Nm

2019年8月19日(現地時間)発表

A&BクラスのPHEVモデル「A 250 e」「B 250 e」を発表

 独ダイムラーは8月19日(現地時間)、A&BクラスのPHEV(プラグインハイブリッド)モデル「A 250 e」「B 250 e」を発表した。価格はハッチバックの「A 250 e」が3万6943.55ユーロ(約436万円)から、セダンの「A 250 e サルーン」が3万7300.55ユーロ(約440万円)から。「B 250 e」は3万7663.50ユーロ(約444万円)からとなっている。B 250 eの販売は数週間後にスタートするとのこと。

 同社はすでにC/E/SクラスにPHEVモデルをラインアップしており、2019年末までに10種類以上、2020年に20モデルを超えるPHEVモデルを展開することがアナウンスされている。

 今回発表されたA&BクラスのPHEVモデルは、いずれも最高出力118kW(160HP)/5500rpm、最大トルク250Nm/1620rpmを発生する直列4気筒1.3リッターエンジンに75kW/300Nmのモーターを搭載。システム全体で160kW(218HP)/450Nmを発生する。15.6kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、充電については急速充電でバッテリー残量10%から80%まで約25分、7.4kWの家庭用ウォールボックスで10%から100%まで1時間45分以内としている。0-100km/h加速はA 250 eが6.6秒、A 250 e サルーンが6.7秒、B 250 eが6.8秒。

「A 250 e」「B 250 e」に搭載されるプラグインハイブリッドシステムについて。今回のPHEVモデルでは
A 250 e
B 250 e
充電イメージなど

 なお、今回のPHEVモデルではパドルシフトを使って5段階の回生レベルを選択でき、エンジンはアクセルペダルをキックダウンした場合にのみ作動するという。