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「こどもオートバックス」が開店!? 従業員の子供たちが夏休みに職場体験
オートバックスセブンが普及活動を進めるドローンサッカーにも挑戦
2019年8月23日 20:21
- 2019年8月23日 開催
オートバックスセブンは8月23日、東京・豊洲の本社で夏休みイベント「こども参観」を実施した。オートバックスセブン本社屋で働く従業員の子供を対象にしたイベントで、子供たちが父母の働く現場を訪問して、執務スペースの見学や店舗運営を仮想体験するという内容。父母の仕事を身近に感じることのできるイベントとして、2019年の今回は24人の子供たちが参加した。
クルマパーツの販売をシミュレーション
こども参観はオートバックスセブンが2015年からスタートさせた取り組みで、今年で5回目となる。対象者は小学生の従業員の子供、もしくはその年下の兄弟で、事前に社内で参加希望者を募り、通常は希望者全員がもれなく参加できるという。イベント当日は平日のため従業員も日常業務を行なっているが、忙しい中でも時間を割いて子供に付き添う姿も見られた。
イベントのメインプログラムは、仮想の店舗「こどもオートバックス」を開店して、商品の販売と購入をシミュレーションするというもの。はじめにオートバックスセブン 代表取締役 社長執行役員の小林喜夫巳氏が会場を訪れ、子供たちに「お父さん、お母さんが作るよりも元気なお店を作ってくださいね」とあいさつ。開店を祝うテープカットを行なった。
その後、こどもオートバックスの開店と営業に必要となる「開店資金」「商品」「店の営業許可証」を獲得するために、子供たちが班ごとに分かれて実際の執務エリアを訪問。営業、マーケティング、経理、人事など各部署を訪ね、最初にワークショップで学んでいたビジネスの基礎であるあいさつや名刺交換などを交わしつつ、それぞれの部署で店舗営業に必要なアイテムを受け取っていった。
すべてのアイテムをそろえた後は、もらった商品を並べ、父母や社員らが仮想のお金を使ってこどもオートバックスで買い物をする。経理部門を訪問したときに教えてもらった帳簿のつけ方のノウハウを活かし、お金をやりとりや支出入の計算を子供同士で協力してこなした。
最後に、支給された給料を使って子供たちも買い物。店舗の運営だけでなく、買い物の仕方やお金の大切さを学ぶという流れで、まだ小さいながらも自ら考えて動く姿を父母に見せた。このほか、現在オートバックスセブンが日本での普及に力を入れている「ドローンサッカー」にもチャレンジし、大きな歓声を上げていた。