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クルマ業界女子部、“運転に適した靴を車内に常備する”を啓蒙する「#置きシュー」プロジェクト

9月27日17時~18時にYouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でライブ配信

2019年9月27日 プロジェクトスタート

「#置きシュー」プロジェクト発足に伴い、クルマがフラットシューズを履いたユーモラスなロゴマークを作成

 カーライフ・エッセイストの吉田由美さん、カーライフ・ジャーナリストのまるも亜希子さんが共同主宰する「クルマ業界女子部」は、女性視点からクルマ社会を応援する活動の一環として「#置きシュー」プロジェクトを9月27日からスタートする。

「#置きシュー」プロジェクトは、ペダル踏み間違いなど誤操作による事故の報道が増えている中、高齢者だけの問題ではなく若い世代にも事故件数が多いことを知ってもらい、運転時の靴選びの大切さを考えてもらうこと、オシャレを楽しみたい女性たちに対して運転に適した靴を車内に常備しておくことで、より安全確実なドライブをしてもらいたいとの願いから生まれたという。

 同プロジェクトの発足に伴い、クルマがフラットシューズを履いたユーモラスなロゴマークを作成したほか、今後YouTube Liveでの配信やイベント、コラボグッズの販売など、さまざまな形で呼びかけを行なっていく。

 このプロジェクトには横浜・元町のブランド「キタムラ」が賛同し、クルマ業界女子部とともに「靴を車内に常備するのはいいけれど、むき出しのまま置いておくのはイヤ」という女性を主なターゲットに、履き替えるのが嬉しくなるようなシューズバッグの開発を進めているとのこと。シューズバッグは2020年春の発売を目標としており、ドライビングシューズの開発にも発展させていくという。

吉田由美さん(左奥)、まるも亜希子さん(左手前)が共同主宰する「クルマ業界女子部」は、キタムラとともにシューズバッグやドライビングシューズの開発を行なっているとのこと。写真右手前は株式会社キタムラ 取締役の北村氏

 さらに、バイクやクルマをエレガントに楽しむ「大人のためのモータースタイル」をテーマに、ヨーロッパを中心とした国内外のトップブランドを扱うアパレルショップ「Motorimoda」(モトーリモーダ)も「#置きシュー」プロジェクトに賛同。イベントの開催やグッズのモニター企画などを実施する。

 その手始めとして、モトーリモーダ ルーチェ店で9月27日の「女性ドライバーの日」にYouTube Liveを行なう。このライブ配信では「結局、運転に適した靴ってどんな靴?」「運転している時に履く靴の悩みってなに?」「みんなのヒヤリ体験から考える『クルマのココがダメ!』」をテーマに、吉田由美さん、まるも亜希子さんとともにクルマ業界女子部の有志メンバーが本音を語っていく。

9月27日にモトーリモーダ ルーチェ店でYouTube Liveを行なう

ペダル操作や靴に関するアンケート

ペダル操作の悩みや困りごとは?

 なお、クルマ業界女子部では日常的にクルマを運転する女性100人に対し、ペダル操作や靴に関するアンケートを実施。その結果を公表した。

 まず「ペダル操作の悩みや困りごとは?」の問いには56%が「悩みはない」と回答しつつ、「ずっと運転していると疲れる」が30%、「ペダルの微細な調整がしにくい」が8%、「足が小さい・力が弱いなどでペダルをしっかり踏めない」が4%と、女性特有と思われる悩みが浮き彫りになった。

ペダル操作でヒヤリとした経験は?

 また、「ペダル操作でヒヤリとした経験は?」の問いには75%がヒヤリとした経験があると回答。その内訳は「ペダルを踏もうとしてすべってしまったことがある」が46%、「ペダルを踏み間違えたことがある」が13%、「靴のヒールなどが挟まってしまったことがある」が6%、「ブレーキがしっかり踏めなかったことがある」が5%、「その他」が5%となり、その他では「ヒールが引っかかりブレーキが遅れた(40代女性/千葉県)」といった意見が寄せられた。

 この結果を踏まえ、クルマ業界女子部は最適なドライビングポジションの取り方、ペダル操作の適正化といった課題があるとし、まずは「#置きシュー」からスタートして今後の活動に生かしたいとしている。