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BMW、デザインを一新した新型「X6」。キドニーグリルのライトアップ機能をBMW初採用

直6ディーゼルの「X6 xDrive35d」と最高出力530PSのハイパフォーマンスモデル「X6 M50i」をラインアップ

2019年12月23日 発売

990万~1395万円

新型「X6」(写真は本国仕様)

 ビー・エム・ダブリューは12月23日、新型「X6」を発売した。日本に導入されるのは直6ディーゼルモデルの「X6 xDrive35d」「X6 xDrive35d M Sport」と、V8ガソリンモデルの「X6 M50i」で、価格は990万~1395万円。

 X6はBMWがSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と位置付けるモデルで、クーペらしい流麗なルーフラインを特徴としたモデル。新型X6のボディサイズは4945×2005×1695mm(全長×全幅×全高)で、最新のデザインコンセプトを採用した新しいエクステリアデザイン、高級感のあるインテリア、「ハンズ・オフ・アシスト」などの運転支援システムを全モデルに標準装備するなど最新のテクノロジーを搭載した。

 デザイン面での特徴として、キドニー・グリルのライトアップ機能「キドニー・グリル・アイコニック・グロー」をBMW初採用。BMWブランドを象徴するキドニー・グリルを輝かせることで、より立体的に見せると共に、夜間でのドライブなどで、かつてない存在感を演出。また、ヘッドライトのデザインについても最新のデザインコンセプトを採用して、より直線的で鋭いデザインとした。

新型X6(写真は本国仕様)
BMWブランドを象徴するキドニー・グリルを輝かせるライトアップ機能「キドニー・グリル・アイコニック・グロー」をBMW初採用

 最新のコンセプトを採用したインテリアでは、10.25インチのコントロール・ディスプレイと、12.3インチのフル・デジタル・メーター・パネルを装備。標準装備としてシートに「ヴァーネスカ・レザー」を採用するとともに、透明度が非常に高いクリスタルで作られたシフトノブなど、高級感を演出するオプション装備を多数ラインアップした。

新型X6(写真は本国仕様)

クリーンディーゼル「X6 xDrive35d」「X6 xDrive35d M Sport」

 新型X6 xDrive35d、X6 xDrive35d M Sportは、最高出力195kW(265PS)/4000rpm、最大トルク620Nm/2000-2500rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターディーゼル・エンジンを搭載。トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDとなる。

 パフォーマンスでは0-100km/h加速6.5秒を実現。高回転域では、心地のいいサウンドを響かせながらも、車内の静粛性は高く保たれ、SACらしい走りと快適な室内空間を兼ね備えたとしている。

ハイパフォーマンスモデル「X6 M50i」

X6 M50i
X6 M50i

 ハイ・パフォーマンス・モデルのX6 M50iは、最高出力390kW(530PS)/5500rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生するV型8気筒 4.4リッターガソリン・エンジンを搭載。トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDとなる。

 パフォーマンスでは0-100km/h加速4.3秒を実現するとともに、BMWのインテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive(エックス・ドライブ)」や、Mディファレンシャル、エア・サスペンションによって、悪路でも安定したコントロールとスポーティな走りを実現。標準装備のMスポーツ・エキゾースト・システムによってハイ・パフォーマンス・モデルに相応しい官能的で存在感ある音を奏でるという。

最高出力390kW(530PS)/5500rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生するV型8気筒 4.4リッターガソリンエンジン

 エクステリアでは、Mパフォーマンス・モデル専用色となる「セリウム・グレー」をキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用した。