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F1カメラマン 熱田護氏と佐藤琢磨選手がトークショー。写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」関連イベント

2019年12月19日~2020年2月8日 開催

入場料無料

写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」と連動して、佐藤琢磨選手とのトークショーを開催した熱田護カメラマン

 2019年12月19日からキヤノンギャラリー S(東京都港区)で開催されている写真家 熱田護氏による写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」。熱田カメラマンのF1撮影500戦突破を機に開催されているもので、その圧倒的な写真力から大きな話題となっている。

 この写真展開催を記念して、元F1ドライバーかつ現インディドライバーである佐藤琢磨選手とのトークショーが12月21日開催された。キヤノンギャラリーの直上となる3階のホールで開催されたこのトークショーは、募集300名の枠が一瞬で埋まり、募集枠を350名まで増やして開催された。

熱田カメラマンの紹介。ブラジルグランプリのカメラ落っことし事件の詳細が語られた

 トークショーは13時30分に開幕。オープニングは熱田カメラマンが2019年シーズンの写真を紹介しつつ、ホンダエンジン搭載車が1-2フィニッシュを決めたブラジルグランプリの話へ。熱田カメラマンはこのブラジルグランプリで2位に入ったガスリー選手を撮るためにパルクフェルメに移動。キヤノンのカメラに70-200mmの中望遠ズームレンスを装着したものと、11-24mmの超広角ズームレンズを装着したものを持って、ガスリー選手の到着を待っていたとのこと。ところが、熱田カメラマンの陣取った場所の近くにレッドブルのヘルムート・マルコ氏がいたことから、優勝したフェルスタッペン選手が近くへ。70-200mmの中望遠から11-24mmの超広角ズーム装着カメラへ持ち替えたとき、あのカメラを落とす事件が起きたという。これがテレビ中継でバッチリ映り、解説者の川井氏も言及したことから、多くの人にカメラとレンズの心配をされたとのこと。熱田カメラマンは、キヤノンのサービスセンターで確認したところ、ちょっとした歪みはあったものの、「キヤノンだったので大丈夫でした」と報告した。

佐藤琢磨選手登場。1時間半の予定が、2時間半になるなど、盛りだくさんのトークショーだった
記念撮影タイムを用意。ステージを右へ左へとサービス

 そんな導入から始まったトークショーに、ゲストである佐藤琢磨選手が登場。2人のトークショー開始前に、撮影タイムを設け、ステージを右に左に動きつつファンサービスを実施。トークショーは、佐藤琢磨選手のジョーダンでのデビューからBARホンダ、そしてスーパーアグリ時代を熱田カメラマンの写真とともに振り返りつつ、1時間半の予定を1時間もオーバー。佐藤琢磨選手は熱田カメラマンに「1戦でよいので、インディも撮影に来てね」といって立ち去り、佐藤琢磨選手のF1時代を振り返ったトークショーは終了した。

 なお、写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」は、2020年2月8日まで開催。F1のオフシーズンでもあることから、熱田カメラマンはなるべく写真展に在籍するようにしているという。熱田カメラマンのTwitter(@Mamo_photo)でも、出勤報告(?)が行なわれているので、気になる方はまめにチェックしてみていただきたい。

トークショーの最後は、熱田カメラマンからじゃんけんプレゼント

イベント概要

開催日程:2019年12月19日(木)~2020年2月8日(土)
開館時間:10時~17時30分
休館日:日曜日・祝日 ※年末年始休館:2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)
開催会場:キヤノンギャラリー S(東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階)
交通案内:JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
入場料:無料