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F1カメラマン 熱田護氏の写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」開幕。12月19日から品川のキヤノンギャラリー Sにて

ホンダ F1 PUも展示。「遊びに来てね」と熱田カメラマン

2019年12月19日~2020年2月8日 開催

入場料無料

「500GP フォーミュラ1の記憶」会場入口に展示されているアイルトン・セナ選手の写真。熱田カメラマンの瞬間を切り取る圧倒的な力を感じる

 キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノンギャラリー S(東京都港区)で写真家 熱田護氏による写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」を12月19日~2020年2月8日の期間に開催する。開館時間は10時~17時30分で、入場料は無料。熱田カメラマンは、1992年よりフリーランスカメラマンとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影をスタート。F1においては、1987年の日本グランプリでの撮影を皮切りに、2019年で通算500戦のF1取材を迎えた。

 開催前日となる12月18日、関係者を招いての事前公開とオープニングパーティが開かれた。主催者を代表してキヤノンマーケティングジャパン コンスーマビジネスユニット フォトイメージング推進本部 本部長 相川弘文氏があいさつしたほか、熱田カメラマンの師匠スジにあたる写真家 坪内隆直氏、日本スポーツ写真協会 会長 水谷章人氏、ホンダF1のマネージングディレクターを努める山本雅史氏らがあいさつ。なごやなか雰囲気で事前公開が始まった。

キヤノンギャラリー Sで写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」を開催中の熱田護カメラマン。オープニングパーティであいさつ
主催者代表としてあいさつを行なった、キヤノンマーケティングジャパン株式会社 コンスーマビジネスユニット フォトイメージング推進本部 本部長 相川弘文氏
写真展を見ての感想を熱田カメラマン(左)に伝える
写真家 坪内隆直氏。熱田カメラマンは、若いころ坪内氏と一緒に仕事をしていた
デジタルカメラマガジン 編集長 福島晃。熱田カメラマンはデジタルカメラマガジンでF1の連載を行なっている
日本スポーツ写真協会 会長 水谷章人氏は、乾杯のあいさつ
ホンダ F1 マネージングディレクター 山本雅史氏。ホンダF1躍進の立役者

 熱田カメラマンは、写真展の期間中なるべく会場にいると言い、「ぜひ、声をかけてください」と語る。

 写真の詳細は実際に行って感じていただきたいが、500戦という積み重ねてきたF1の写真の素晴らしさを感じることができるはずだ。会場には熱田カメラマンの写真集「500GP」がサイン入りで販売されているほか、ホンダの協力で2018年のF1 PU(パワーユニット)も展示されている。会期後半になると、V型12気筒エンジンに入れ替えるとのことで、2018年のPUが見られるのは会期前半のお楽しみとなる。

オートスポーツ Web編集長 水野氏(右)と語る熱田カメラマン
会場で販売する写真集にせっせとサイン。もちろん会場に熱田カメラマンがいたら直接頼んでみるのもよいだろう
会場での撮影は5枚までOK。SNSにシェアもOKだ。熱田カメラマンは「じっくり見て、5枚選んで投稿する写真展(笑)」と語っていた
写真展に展示されているホンダ PU「RA618H」
山本さんと記念写真
するとそこへ、日産/NISMOのアンバサダー 柿元邦彦氏が登場。秘密の会話……?
写真集「500GP」デザイナーである福田典嗣氏(左)との掛け合い。この写真展のデザインプロデュースも行なっている
写真集を購入した山本氏の要望に応えてサインする熱田カメラマン。「山本さんにはプレゼントしますよ」(熱田)、「いいんだよ、オレは買いたいんだよ」(山本)という会話がなされていた
アイルトン・セナ選手の巨大な写真を見ながら3人でF1談義。中央は、F1ジャーナリスト 尾張正博氏

 キヤノンギャラリー Sは、交通の要所である品川駅と通路でつながっており、キヤノンのショールームもある。機会があったら訪れてみてほしい。

イベント概要

開催日程:2019年12月19日(木)~2020年2月8日(土)
開館時間:10時~17時30分
休館日:日曜日・祝日 ※年末年始休館:2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)
開催会場:キヤノンギャラリー S(東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階)
交通案内:JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
入場料:無料