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トヨタ車体、「ダカールラリー2020 サウジアラビア」に参戦
オートマチック仕様車で、チーム史上初の7連覇を目指す
2019年12月27日 07:00
- 2020年1月5日~17日(現地時間)
- サウジアラビア王国
トヨタ車体のラリーチームである「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」は、2020年1月5日~17日の期間、サウジアラビアを舞台に初開催される「ダカールラリー2020」の市販車部門に参戦。今回は新たな挑戦として「ランドクルーザー200シリーズ」のオートマチック仕様のラリー車2台で挑み、TLCチーム史上初の7連覇を狙う。
トヨタ車体は「もっといいランドクルーザーづくり」を進めるために、ランドクルーザーを鍛える舞台として世界一過酷とも言われるダカールラリーを選び、1995年の初参戦から25年以上にわたり、市販車部門にこだわって参戦している。
12月18日に実施された壮行会でトヨタ車体 代表取締役 社長の増井敬二氏は「ランドクルーザーは、初代の発売から68年をむかえ、今年グローバル販売累計台数が1000万台を突破しました。高い信頼性があるからこそ世界中のお客さまから支持を受け、世界の約170の国と地域の生活や仕事を支えています。また、ダカールラリーへのオートマチック仕様車の投入を目指し、2016年から約3年間モロッコラリーなどでのテストを重ねて、1つ1つの課題を改善し今回の参戦につなげました」と参戦意義を述べた。
また、チーム代表を務めるトヨタ車体の杉浦一成氏は「今回の参戦体制は、前回大会で優勝を果たし、ランドクルーザーでのラリーに精通しているメンバーを継続投入しています。福岡トヨタ自動車の2名のメカニックは、モロッコラリーやシルクウェイラリー参戦を通じ、実績を積むことでチームを支えてきてくれました。また、ラリーに使用する燃料は、近隣地域、小・中・高校をはじめ、TLCを支えていただいている支援企業各社、当社従業員などの協力を得て集めた廃食油を再利用したバイオディーゼル燃料(BDF)を使用します。トヨタ車体は、ダカールラリーへの挑戦を通じてランドクルーザーファン、クルマファンの拡大に繋げるとともに、世界一過酷な舞台で戦い続けることで、人とクルマを鍛え、もっといいクルマづくりで世界中のくらしに笑顔を届けてまいります」と語った。
なお、ダカールラリー2020スペシャルサイトでは大会期間中、結果速報や現地の動画や写真、番組出演情報、プレゼントコーナーなどを設けている。