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ホンダ、「N-BOX」「N-BOX カスタム」計4万4974台をリコール。対象車両のトルクコンバータを良品と交換
不具合件数は263件。製作期間は2017年8月4日~12月23日
2020年2月27日 15:49
- 2020年2月27日 発表
本田技研工業は2月27日、「N-BOX」「N-BOX カスタム」の2車種でトルクコンバータの不具合により走行ができなくなるおそれがあるとして、計4万4974台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2017年8月4日~12月23日。
対象車両では、CVT(自動無段変速機)のトルクコンバータにあるロックアップクラッチダンパースプリングの成形が不適切なため、ロックアップ機構作動時に過大な応力がかかり折損することがある。そのため、折損したスプリングがトルクコンバータ内部に脱落して異音が発生し、最悪の場合ではトルクコンバータ内部に噛み込み、発進時などにエンストして走行できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両のトルクコンバータを良品と交換する。不具合件数は263件で、事故は発生していない。