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メルセデス・ベンツ、「Cクラス」「CLS」「Eクラス」「Gクラス」など50車種で計1万4192台をリコール

シートベルトバックルに不具合

2020年3月10日 発表

「Cクラス」「CLS」「Eクラス」「Gクラス」など50車種、計1万4192台をリコール

 メルセデス・ベンツ日本は3月10日、シートベルトバックルに不具合があるとして「Cクラス」「CLS」「Eクラス」「Gクラス」など50車種、計1万4192台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2018年7月20日~2019年11月9日。

 不具合は、前席のシートベルトバックルを製造するプレス冶具の管理が不適切なため、シートベルト装着時に金具ががたつくものがある。そのため、シートベルトの装着を正しく認識できず警告灯が点灯したままとなり、最悪の場合では衝突時に点火式シートベルトテンショナが作動せず、乗員に過度の傷害を与えるおそれがある。

 改善措置として、全車両で前席のシートベルトバックルの点検を行ない、がたが生じている場合は良品に交換する。これまでに発生した不具合の件数は9件で、事故は起きていない。

改善箇所の説明図