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ダイハツ、「コペンファクトリー」バーチャル見学動画を期間限定公開

ヒューモビリティーワールドの見学動画や「とびだすぬりえ」も期間限定公開

2020年4月17日 公開

ダイハツ「コペンファクトリー」のエントランス

 ダイハツ工業は4月17日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対応として、見学施設「コペンファクトリー」を“バーチャル見学”できる動画をYouTubeダイハツ公式チャンネルで期間限定公開した。

 コペンファクトリーは大阪府池田市のダイハツ工業本社内にある「コペン」の生産工場。2代目コペンの発売後、2014年夏から事前申し込みでの見学を受け付けていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、3月2日から当面の間見学が休止となっている。

 新たに公開されたコペンファクトリーのバーチャル見学動画は3分58秒となっており、エントランスから内部に足を運び、ガイダンスホールでの動画視聴、コペンの組み立てで最終工程となる「ファイナルライン」「検査ライン」といった工場見学といった見学会で行なわれる一連の流れを再現。

 また、「ガレージエリア」で実施される、コペンの電動オープンルーフ「アクティブトップ」の開閉紹介や独自の内外装着脱構造「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」の説明、2011年の東京モーターショーで展示されたコンセプトカー「D-X(ディークロス)」の紹介、コペン用パーツを多数ラインアップするD-SPORTのアイテム紹介なども用意され、実際の見学イメージを体験できる。

ダイハツ コペンファクトリー バーチャル見学(3分58秒)

 また、ダイハツ公式チャンネルでは、3月2日~5月11日の期間に一般見学を中止しているダイハツの史料展示館「ヒューモビリティ ワールド」のバーチャル見学動画「ダイハツの原点」「歴代のクルマ」「クルマの基本・体験」「企画展」の4本を期間限定公開。このほかにもダイハツでは、休校中に自宅で過ごしている子供たちに向けた「ムーヴキャンバスとびだすぬりえ」を期間限定で公開している。

 スマホアプリと組み合わせて楽しめるこの“とびだすぬりえ”では、専用Webサイト内にPDFファイルで用意されている台紙をダウンロードして紙に印刷。塗り絵を楽しんだ後に台紙の右下にある2次元コードをスマートフォン読み取ると、塗り絵で色を塗ったムーブ キャンバスとネコがスマホ内にAR(拡張現実)表示される。

 このほかにも、色を塗ったムーブ キャンバスが登場する簡単なドライブゲーム、ムーブ キャンバスやネコと記念撮影する機能などが用意され、塗り絵を終えた後も楽しめるよう工夫されている。

「ムーヴキャンバスとびだすぬりえ」では塗り絵とスマホアプリを期間限定公開。塗り絵を楽しむだけでなく、AR表示やドライブゲーム、記念撮影などが楽しめる