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チューニングカーマガシン「option」が中国大陸進出。三栄と電通テックが公式SNSアカウント開設

中国における自家用車の保有台数は2億台を突破

2020年4月17日 発表

中国版のオプションのロゴ

 三栄は3月17日、同社発行の雑誌「option(オプション)」を中心としたネットメディア「WEB option」、動画専門チャンネル「VIDEO OPTION」など、自動車チューニングカーメディアで中国大陸に進出すると発表。電通テックと共同で中国のSNSにおける公式アカウントの開設と運営を開始した。

 公式アカウントを開設するSNSプラットフォームは、中国で最も利用者の多い「微信(Wechat)」「抖音(Tiktok)」「哔哩哔哩(bilibili)」など複数で展開。

 配信するコンテンツ制作は、中国でコンテンツビジネスを展開する電通太科(上海)文化伝播有限公司と連携して、「option」で扱ってきた情報をローカライズするとともに、中国用に特別取材したオリジナル記事も加えて展開していく。

 三栄によると、現在の中国における自家用車の保有台数は2億台を突破(2019年末現在、中国公安部)して世界一の市場規模となり、自動車カスタム市場も年々拡大・成長を続け、政府の規制緩和を後押しに今後大きな発展が見込まれており、日本車とそのアフターパーツに関する情報ニーズも高まっているという。

 三栄では電通テックと共同で、同公式アカウントを活用したさまざまなコンテンツやサービス提供を通じて、中国市場におけるフォロワーを獲得して、広告、EC、イベントなどオンラインとオフラインを融合したブランド体験や購買行動を設計、さまざまなビジネスにつなげていくことを計画している。

抖音(Tiktok)
微信(Wechat)
哔哩哔哩(bilibili)