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フォルクスワーゲン、7速DSGの不具合で「ゴルフ」「ポロ」など計29車種5万6938台リコール
輸入期間は2008年4月28日~2016年3月14日
2020年4月23日 17:06
- 2020年4月23日 発表
フォルクスワーゲングループジャパンは4月23日、7速DSGの不具合があるとして、「ゴルフ」「ポロ」など計29車種、5万6938台のリコールを国土交通省に届け出た。
今回のリコールは、2019年8月21日付けで届出番号「外-2900」として届け出をされたものとなるが、対象車両の選定が不十分であったことが判明。対象車両を拡大すると共に、製造ロットの確認方法に不備があったため、再度確認を行なうことを目的として届け出するものとなる。
不具合は、7速DSG型自動変速機のメカトロニクスにおいて、アッパーハウジングのねじ切り加工が不適切なため、耐久性が不足しているものがあるため、アキュムレーターの継続的な油圧変化による疲労の蓄積により、アッパーハウジングに亀裂が発生。油圧が低下して、最悪の場合、駆動力が伝達されず走行できなくなるおそれがあるというもの。
改善措置として、全車両、メカトロニクス内のアッパーハウジング製造識別マークを確認し、該当する場合はアッパーハウジングを対策品に交換する。