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ポルシェ、自宅で過ごす子供たちに向けたWebサイト「Porsche 4Kids」

塗り絵やゲーム、ポルシェ ミュージアムのバーチャル見学も可能

2020年4月29日(現地時間) 発表

「Porsche 4Kids」でダウンロードできる塗り絵

 ポルシェAGは4月29日(現地時間)、外出制限の状況下で自宅にいる子供たちが気分転換できるよう、家族向けのコンテンツを集めた「Porsche 4Kids」の無料提供を開始した。

 今回の対応は、この数週間で多くの子供たちの日常生活が激変し、保育所と学校が休みになったことで、働く親たちも仕事と育児の両立に追われているという状況を考慮したもの。

 Porsche 4Kidsは“自宅で過ごす子供たちを退屈から解放する遊びのコンテンツ”として、塗り絵、説明付きアイデア工作、単語探しと記憶ゲーム、パズル、サーチ&ファインド・ピクチャーなど、数々のゲームやアクティビティを用意。子供たちは、遊び、経験、発見を通じ、ポルシェのマスコットであるトム・タルガとティナ・ターボからドイツ語や英語でサポートを受けることができる。

ポルシェのマスコットであるトム・タルガとティナ・ターボが随所に登場

 高度な学習基準を備えた遊びをオンラインで行なうだけでなく、さまざまな画像をダウンロードして印刷をすれば、ポルシェのトラクターやフォーミュラEレーシングカーなどの塗り絵を楽しむことも可能。集中力を養ったり、遊びを通じて学んだり、子供たちは楽しみながら独自の体験を積むことができる。

新型車やパトカー、トラクターなどさまざまな種類の塗り絵を用意

 12歳以上で学習クイズに興味があれば、ポルシェ ミュージアムのE-モビリティ チャレンジに参加することもでき、このディスカバリーツアーでは、電気モーターの作動方法、電気エネルギーの貯蔵場所、電源コンセント以外からも電気は得られるのかなど、子供たちはE-モビリティについて多くのことを学ぶことができる。

 そのほかにも「交流」セクションでは、ミュージアムのバーチャル見学が可能。ヘリテージの責任者で、ポルシェ ミュージアム館長も務めるアヒム・ステイスカル氏は、「ポルシェの学習プログラムはこれまで展示会でしか体験できませんでしたが、子供向けのWebサイトが新設されたため、オンライン上で全ての人が利用できるようになりました。これを利用すれば、ポルシェの歴史を探索するのも簡単です」とコメント。

 ブランドパートナーシップおよびスポンサー部門の責任者であるオリバー・アイダム氏は、「私たちは、子供たちに現在と未来のモビリティを提供することだけでなく、道路交通の安全性といった社会環境に親しむ機会をつくることで、子供たちが探求し、発見し、笑い、そして楽しむように動機づけたいと思います」とコメントしている。

 現在ポルシェでは、「#DreamsAreMadeAtHome」というSNSキャンペーンをグローバルで立ち上げており、Porsche 4Kidsもその一環。さらにポルシェジャパンでは、公式SNSおよびWebサイトにポルシェドライビングアスリートのカヌー スラローム メダリストである羽根田卓也選手や、世界で活躍するポルシェドライバーのアンドレ・ロッテラー選手など、ポルシェファミリーからの想いを込めた応援メッセージを掲載している。