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佐藤琢磨選手、キッズカートプロジェクト「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE」を2020年も開催
「このような状況だからこそ、夢を持つ大切さを子供たちには伝えていきたい」
2020年6月13日 10:08
- 2020年6月12日 発表
レーシングドライバー・佐藤琢磨選手によるキッズカートプロジェクト「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE」が2020年も開催することが発表された。
「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE」は、佐藤選手自身が立ち上げた東日本大震災の復興地応援プロジェクト“With you Japan”の活動の一環として、2014年からスタート。モータースポーツを通じて全国の子供たちが触れ合い、その楽しさによって笑顔と友達の輪が広がることを期待して開催されており、年々参加者が増加。2019年は約1400名がTRIALにチャレンジし、100名をFINAL大会に招待して大いに盛り上がったという。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の懸念から、TRIALの開催について検討してきたが、緊急事態宣言の解除と休業要請等の緩和を受けて、協力する各サーキットの営業再開と感染予防対策の下に、順次TRIALをスタート。今回の発表について、佐藤選手は「このような状況だからこそ、夢を持つ大切さを子供たちには伝えていきたい」と語っている。
「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE」で用意されるプログラムはステップ1の「TRIAL」、ステップ2の「FINAL」、ステップ3の「ACADEMY」の3種類。「TRIAL」では全国のサーキットで講習会や予選会を実施。カート初心者やレース経験の浅い小学生を対象に、3か月間各地でタイムトライアルを行なう。
その各サーキットで上位のタイムを出した子供たちの中から選出された100名を「FINAL」大会に招待し、模擬レースを実施。当日は佐藤選手も来場し、アドバイスやデモ走行を披露する予定。2020年は11月1日にツインリングもてぎ・レーシングカート(モビパーク)で行なわれる。
そしてFINAL上位10名を佐藤選手が直接指導する特別講習プログラムが「ACADEMY」となり、レンタルカートから卒業し、レーシングカートへ本格デビューすることが可能。
なお、参加条件は身長120cm以上の小学生(サーキットにより条件が異なる場合がある)で、JAFカート国内ジュニアB、またはSLカデット以上のライセンス所持者は参加不可としている。