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トムス、伝説のレーシングカーを蘇らせる「Castrol TOM'S Supra レストアプロジェクト2020」

JGTCの歴史に名を刻んだ名車

2020年6月22日15時~9月18日15時 実施

 トムスは6月22日、同社チームのレーシングカー「Castrol TOM'S Supra」を完全復元する新プロジェクト「Castrol TOM'S Supra レストアプロジェクト2020」を発表した。このプロジェクトは、マクアケが提供するオンラインプラットフォーム「makuake」を通じて行なうクラウドファンディング形式で、一般のファンなどを対象に支援を募り、プロジェクトの達成を目指す。支援の募集期間は6月22日15時~9月18日15時。

 完全復元を目指すCastrol TOM'S Supraは、1995年にトムスの「全日本GT選手権」参戦と共にデビューし、1997年にはトヨタ勢初のシリーズチャンピオンを獲得してJGTCの歴史に名を刻んだ名車。強烈なコントラストのカラーリングとその速さで、国内レースファンの記憶に残っているほか、当時ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された「グランツーリスモ3 A-spec」のオープニングに登場したことにより、世界的にも認知度の高いマシン。

 プロジェクトは、このCastrol TOM'S Supraの1998年モデル36号車を、ファンの支援のもと走行可能な状態まで完全復元することが目標。クラウドファンディングで集まった支援金はCastrol TOM'S Supraの復元費用などに充てられる予定で、支援した人には支援内容に応じて参加証ステッカー贈呈や完成披露イベントへの招待・2021年 SUPER GT シーズンパスなど、さまざまなリターンを予定しているという。

 同プロジェクトの概要やリターンに関する詳細情報はmakuake内のプロジェクト特設ページおよびトムス公式サイト公式Twitterlなどで順次配信される。

1998年モデル 36号車 Castrol TOM'S Supra 概要

エントラント名:TOYOTA Castrol TEAM TOM'S
マシン名:Castrol TOM’S SUPRA(カストロール・トムス・スープラ)
ドライバー:関谷正則/ノルベルト・フォンタナ
ボディサイズ:4520×1910×1200mm(全長×全幅×全高)
重量:1150kg
エンジン:直列4気筒ターボ「3S-GTE」型
排気量:1998cc