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タミヤ、市販レーシングカー「フォード マスタング GT4」1/24プラモデル

細部まで緻密に作り込まれたハイクオリティなキットカー

2020年6月27日ごろ 発売

4400円

「フォード マスタング GT4」の1/24プラモデル。画像は組み立てて、塗装をした完成見本

 タミヤは、プラスチックモデル組み立てキット「1/24スポーツカーシリーズ」の新製品「フォード マスタング GT4」を6月27日ごろに発売する。価格は4400円。

 商品特徴は、1/24スケール、サイズは203×87×57mm(全長×全幅×全高)で、迫力あふれるパワフルなフォルムを実感たっぷりにモデル化。室内はロールケージを張り巡らし、フルバケットシート、消火器などを備えたレース仕様の装備を再現。ボンネットのエアベント、サイドのエアアウトレット部、ボンネットファスナーなどは、塗り分けを考慮して別パーツ化とした。

 また、マフラーエンドやライトケース、ドアミラーなどはメッキ部品とし、排気管やサスペンション、ディフューザーなど車体下面も立体感のある仕上がりとなっている。

 カラーリングは、2017年にイギリスのグッドウッドフェスティバルに登場したグレイカラーの「#17」と、2018年に発表されたホワイトカラーのオフィシャルカー「#18」の2種類のカラーリングが選べるスライドマークを用意。ウィンドウ塗装用のマスクシール(カット済み)も付属する。

ロー&ワイドなフォルムを忠実に造形
マフラーなど下まわりもしっかりと再現される
ウイング表面にはカーボン模様のシールが用意される
ボンネットのエアベントも緻密な仕上がり
大型ブレーキキャリパーやスリット入りブレーキディスクも再現
ロールケージやフルバケットシートを装備
グレーとホワイトのどちらの色にも対応できるシールを付属
パッケージデザイン

 マスタング GT4は、2016年のSEMAショーで初公開されたフォードの市販レーシングカー。ベースとなっているのはマスタングのハイパフォーマンス・バージョンである「シェルビーGT350R-C」。

 左右ドアやルーフ、ボンネットなどをカーボンファイバー製に交換して軽量化。大型リアウイングやリヤディフューザーなどによりエアロダイナミクスも改善。レース用にチューニングされ、580PSを発揮するV型8気筒 5.2リッターエンジンをフロントに搭載し、6速シーケンシャル・トランスミッションを採用する。

 さらに、サスペンションも基本構成こそそのままながら、アンチロールバーやアジャスタブルダンパーマウントなどを装着。リアのロワコントロールアームは専用品となっている。2017年3月のレースで初勝利を飾り、その後もアマチュアドライバーの手に委ねられた多くのマシンが、世界のGT4レースで活躍している。