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タミヤ、1/10RC フォーミュラ E GEN2 チャンピオンシップカラー(TC-01シャーシ)の詳細発表。価格は3万580円

8月1日ごろ発売

2020年8月1日ごろ発売

3万580円

新型「TC-01シャーシ」。センターモーター、シャフトドライブ4WDでフォーミュラカーやツーリングカーにも対応する

 タミヤは4月27日、1/10RCカーの新製品「1/10RC フォーミュラ E GEN2 チャンピオンシップカラー(TC-01シャーシ)」の詳細を発表した。価格は3万580円で、発売は8月1日ごろ。この製品は、新型の「TC-01シャーシ」を用いていることが話題になっており、基本スペックも明らかになった。

 サイズは、430×188×99(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは257mm。タイヤ幅/径は前後とも24/64mmで、駆動方式はモーター縦置きのシャフトドライブ4WD。サスペンションはロングアーム仕様のダブルウィッシュボーン4輪独立で、前後とも水平縦置きのオイルダンパーをプッシュロッドとロッカーアームで作動させるインボードタイプになる。

ボディはフォーミュラE Gen2を再現
HALOも装備
シャシー高の低さがよく分かる
強化されたAアーム
入力はロッカーアーム経由でインボード配置のCVAダンパーへ
モーターとステアリングサーボは平行配置
シムでサスペンションの各種セッティングが可能
オイル封入式のギヤデフ。初心者にとってはボールデフより組み立てやセッティングがしやすいかもしれない

 ボディはフォーミュラE Gen2を再現しており、複雑なボディ形状を8分割構成のポリカーボネートで再現。フロントフェンダー内側はカットしてリアルに見せることもできるし、カットせず保護性能を高めることもできるよう配慮されている。

 実際のフォーミュラカー同様のダブルウイッシュボーンサスペンションは、ロングスパンのA型サスアームで構成され、プッシュロッドとロッカーアームでインボード配置のCVAオイルダンパーを作動。スペーサーやシムを使ってキャンバー角、キャスター角、トー角のセッティングも可能となっている。このサスアーム/アップライトは前後左右で共通パーツを使用することで整備性を高めているという。

 540タイプのモーターは、センターに縦置きレイアウト。ステアリングサーボと平行配置するなど、左右の重量バランスにも配慮している。モーターピニオンギヤは、06モジュールを使用すればギヤ比7.50:1~5.25:1への変更を可能とし、そこから前後シャフトで駆動力を配分。前後デフはオイル封入式ギヤデフを使い、オイルの粘度でデフ効きの調整可能など、高いセッティング性能を持つシャシーとなっている。

 なお、本製品は組み立てキットとなるため、別途2.4Gプロポ/ESC(ブラシレスモーター用)、ロープロファイルサーボ、送信機用電源、タミヤ走行用バッテリが必要となる。