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タミヤ、新型「TC-01 シャーシ」をタミヤRC LIVEで初公開。インボードサス、シャフトドライブ4WD

TS050 HYBRIDのボディも装着可能

新型「TC-01シャーシ」を紹介するタミヤの前住諭氏(左)と砂原陸氏(右)

 タミヤは4月26日、1/10 RCカー フォーミュラE Gen2として登場する新型「TC-01シャーシ」の内容を、同社のYouTube番組「タミヤRC LIVE 2020年春夏新製品紹介」で公開した。番組は3本で構成。3本目では走行シーンもライブ中継された。

 新型のTC-01シャーシは、4輪をシャフトドライブで駆動するシャフトドライブ4WDを採用。サスペンションは前後ダブルウイッシュボーンで、ダンパーは前後ともシャシーの上に配置するインボードタイプを採用。このインボードタイプのダンパーとすることで、低いシャシー高を実現している。

タミヤRC LIVE 2020年春夏新製品紹介1
タミヤRC LIVE 2020年春夏新製品紹介2
タミヤRC LIVE 2020年春夏新製品紹介_走行

 現在はベルトドライブ4WDとなったTA系やシャフトドライブ4WDのTB系といったツーリンガー向けと異なり、TCー01ではフロント部分を低くできたことにより、フォーミュラEのようなフロントの低いボディも搭載可能となった。番組ではWECマシンであるTS050 HYBRIDのボディも搭載できることや、通常のツーリングカーボディ取り付け用のパーツも付属することが紹介された。

TC-01シャシーを世界初公開
フロントのサスペンションまわり。プッシュロッドタイプのインボードサスダンパー。ベルクランクも見える
底面。フラットボトムタイプ
リアサスペンション。こちらもインボードサスダンパー。トーイン角調整用アームが分かる
左がフォーミュラE用の場合、右がツーリングカー用の場合。ボディ取り付け用のポールが付属する

 1/10 RCカー フォーミュラE Gen2の走行シーンからは、4WDらしい素直な操縦特性を披露。また、RCカー独特の走行音も、フォーミュラEマシンが電動マシンであることから、本物のフォーミュラEマシン同様の雰囲気が漂っていた。

実際のフォーミュラE、電動RCカー同様の音がする。「2020 Marrakesh E-Prix」より

 価格や発売日については、順次発表されていくとのことだ。