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無限、シビックTYPE R用「カーボンエアロボンネット」「カーボンウイングスポイラー」
コンピューター解析と実走行により性能向上を限界まで追求
2020年6月26日 10:08
- 2020年6月26日 発売
- カーボンエアロボンネット 110万円
- カーボンウイングスポイラー 99万円
- 2020年7月31日 発売
- ウイングスポイラー 29万7000円
無限(M-TEC)は6月26日、ホンダ「シビック TYPE R」用のカスタマイズパーツとして「カーボンエアロボンネット」「カーボンウイングスポイラー」を発売した。価格はカーボンエアロボンネットが110万円、カーボンウイングスポイラーが99万円。また、グラスファイバー製の「ウイングスポイラー」を7月31日に発売する。価格は29万7000円。
ホンダのクルマを手掛ける老舗メーカーの無限は「More“R”」をコンセプトに数多くのシビック TYPE Rのパーツを開発。無限のレーシングスピリットと「MUGEN RC20GT」から生まれたノウハウを注ぎ込み、シビックTYPE Rの持つ力強さにより磨きを掛け、一体感のあるエクステリアで、精悍さを表現したエアロパーツ、そして走行性能を高める機能系パーツに仕上げている。
そして現在発売中のアイテムに加え、これまで開発を行なっていた「カーボンエアロボンネット」「カーボンウイングスポイラー」「ウイングスポイラー」の3品目を新製品としてラインアップに追加した。各商品ともにコンピューター解析による形状の最適化や、サーキットでの実走評価を重ね開発を行なった無限ならではのアイテムとなっている。
カーボンエアロボンネット
コンピューター解析を行ない、ボンネットの形状やエアアウトレットのサイズ、位置を決定。さらにベストの仕様を確認するため、サーキットにおいて実走テストを行ない開発。エンジンルーム内の熱を効率的に排出するとともに、他のエアロパーツと組み合わせることでより高い空力性能を発揮する。重量はノーマルボンネットの約9.9kgに対して約6kgと軽量化にも貢献。
ボンネット裏面も表面と同様にドライカーボンを採用し、ノーマルと同等のインナーリブとすることで十分な強度も確保。また、先端部に排水穴を設置し、エアアウトレットから侵入した雨水等が直接エンジンルームにかからない構造としている。素材はドライカーボン製で、UVカットクリア塗装仕上げ。ノーマルストライカーに対応する。
カーボンウイングスポイラー/ウイングスポイラー
ボンネットと同様にコンピューター解析を行ない、ウイングの「高さ」「角度」「翼断面形状」にこだわって仕様を決定。サーキットでの実走テストも行ない開発。CD値(空気抵抗係数)を高めることなく、CLR値(揚力係数/リア)の向上を実現。4段階の角度調整によりダウンフォースの調整も可能となる。
同形状でドライカーボン製(CFPR)とグラスファイバー製(GFRP)の2タイプを設定。ドライカーボン製はUVカットクリア塗装仕上げ。グラスファイバー製は未塗装のゲルコート仕上げとなる。重量はノーマルウイングの約5.8kgに対して、ドライカーボン製が約2.5kg、グラスファイバー製が3.6kgとなっている。