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ホンダ、「VFR750R(RC30)」のリフレッシュプランをスタート。基本メニュー価格54万9000円

VFR750R(RC30)の部品を再生産した純正部品も6月30日発売

2020年6月30日 発表

VFR750R(RC30)1987年

 本田技研工業は6月30日、1987年に限定販売された高性能スーパースポーツモデル「VFR750R(RC30)」を対象にした「リフレッシュプラン」をスタートすると発表した。「基本メニュー」「プランメニュー」「オプションメニュー」といった3段階のメニューを用意する。基本メニューの価格は54万9000円(税別)。

 同社では、VFR750R(RC30)のリフレッシュプランの企画にあたって、4輪スポーツカー「NSX」のリフレッシュプランで培ったノウハウを参考にしながら、2輪専用のリフレッシュプランを構築したという。

 VFR750R(RC30)のリフレッシュプランでは、車両のコンディションとオーナーの要望をもとに、基本メニュー、プランメニュー、オプションメニューの3段階のメニューを組み合わせることで、1台1台に最適な整備メニューが提案される。

 基本メニューは、申し込み全車両が受ける整備として設定され、新車から30年以上経過したRC30に必要な整備メニューとなり、価格は54万9000円(税別)。

 プランメニューとして、エンジン、足まわりなどの機能領域ごとにまとめて実施すべき項目の整備メニューを用意。クラッチまわりのリフレッシュで15万7000円(税別)~、エンジンオーバーホールで179万5000円(税別)~、といったメニューを用意。

 さらにオプションメニューとして、プランメニューを選択したうえで車両のコンディションとオーナーの要望を踏まえて追加する整備メニューを用意する。

 今後、7月28日よりオーナーによる相談や申し込みを全国指定7店舗のHonda Dream店「RC30 リフレッシュプラン受付店」にて開始。8月上旬にオーナーの要望に応じた整備を行なう「モーターサイクルリフレッシュセンター」をホンダの熊本製作所内に開設。

 整備を受ける車両は、RC30 リフレッシュプラン受付店よりモーターサイクルリフレッシュセンターへ搬送されて、モーターサイクルリフレッシュセンターにおいて整備される。

 整備が完成すると、整備主任者による出荷前完成検査を実施するとともに、実走行で整備完成状態を確認。整備明細やリフレッシュプラン保証書が作成されてオーナーに納車される。

RC30 リフレッシュプラン受付店(全国指定7店舗のHonda Dream)

・Honda Dream 酒田(山形県酒田市)
・Honda Dream 高崎(群馬県高崎市)
・Honda Dream 王子(東京都北区)
・Honda Dream 足立(東京都足立区)
・Honda Dream 杉並(東京都杉並区)
・Honda Dream 名古屋西(愛知県海部郡蟹江町)
・Honda Dream 北九州(福岡県北九州市)

モーターサイクルリフレッシュセンター

住所:熊本県菊池郡大津町平川1500 本田技研工業株式会社 熊本製作所内

モーターサイクルリフレッシュセンター外観

 なお、このリフレッシュプランのスタートとともに、VFR750R(RC30)の部品を新たに再生産し、純正部品として6月30日より順次ホンダ2輪車正規取扱店にて販売される。

VFR750R(RC30)の再販売する純正部品の一例

 VFR750R(RC30)のリフレッシュプランVFR750R(RC30)の純正部品再販売の詳細については、公式Webサイトを確認してほしい。