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「CES 2021」はオールデジタル開催に。2022年はラスベガスで開催へ

世界最大の技術見本市「CES」

 米国で世界最大の技術見本市「CES」を主催するCTA(Consumer Technology Association)は7月28日(現地時間)、2021年1月6日~9日(現地時間)に開催を予定していた「CES 2021」を、オンラインによるオールデジタル開催にすると発表した。

 オールデジタル開催の決定は、新型コロナウイルスの蔓延に関する世界的な健康への懸念が高まる中、2021年1月初旬にラスベガスで何万人もの人々が安全に集まり、直接会ってビジネスを行なうことはできないとの判断。

 2022年の「CES 2022」では、フィジカルショーとデジタルショーの最高の要素を組み合わせて、再びラスベガスで開催予定としている。

Las Vegas Convention Center新館

 現在、CESが開催されるラスベガスのLVCC(Las Vegas Convention Center)では、North Hallの西側に新館を建設して、2020年末に完成予定としており、2021年のCESが最初のビッグイベントとなる予定であった。この新館には、現在North Hallに出展している自動車メーカーなどモビリティ分野が展示されることになっていた。

建設中のLas Vegas Convention Center新館