【CES 2020】トヨタやアイシン、ブリヂストンも出展。開幕へ向け準備の進むラスベガス・コンベンション・センター

「CES 2020」が開催されるLas Vegas Convention Center

　世界最大の技術見本市「CES 2020」が米国ネバダ州ラスベガスにおいて間もなく開幕する。プレス関連のカンファレンスなどは1月5日（現地時間）から始まり、1月7日～10日が登録者公開日となっている。

　以前はConsumer Electronics Show、つまり家電見本市という名称だったこのイベントも、International CESとなり、現在では単に「CES」という名称になっている。その内容もCar Watchで数年にわたってお届けしているとおり、自動車の自動運転技術やコネクテッド技術なども展示される最先端の技術見本市となっている。

　一般公開日のメイン会場となるLas Vegas Convention Center（ラスベガス・コンベンション・センター）では、1月7日の公開へ向け設営が進んでおり、いくつかのブース外観を見ることができた。

　世界的な自動車サプライヤーであるヴァレオは中央部にブースを設営中で、なにやらデモカーを持ち込んでいる様子。また、ボッシュも中央のセントラルホール壁面に巨大な広告を掲示するなど力が入っている。

　日本の自動車メーカーとしては、トヨタ自動車や日産自動車が出展。サプライヤーとしては、2019年に続きアイシングループ、そして2020年が初出展となるブリヂストンの名前を見ることができる。また、CESがConsumer Electronics Showであったころから出展しているケンウッド、パイオニアは、自動車関連の出展の多いノースホールの一等地にブースを構える。CESの変遷とともに変化してきた両社の展示も注目となる。

一般公開日の展示会場となるラスベガス・コンベンション・センターのマップ。クルマ関連の展示が多いのがノースホールになる

ノースホール方面

こちらはサウスホール

サウスホール向かいの広場では例年BMWが展示。2020年もBMWの設営準備が進んでいた

広場近くのホテルに掲示されているBMWの広告

フォードのマスタング展示

中央広場のヴァレオブース。手前にはデモカーらしきものが

ボッシュの広告

半導体メーカーのアナログ・デバイセスも自動運転関連の展示を行なうようだ

　最先端の技術見本市であるため、Car Watch以外に僚誌「PC Watch」「AV Watch」「ケータイ Watch」「家電 Watch」などで各分野の速報をお届け。Impress Watchシリーズ全体の記事を集約する特設サイト「Impress Watch CES 記事一覧」を用意し、さまざまな分野の記事へのアクセスを容易にしている。