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NEXCO中日本、日本初 ドライブスルーでのETC多目的利用サービス試行運用

ケンタッキーフライドチキン 相模原中央店で実施。購入金額が1割引になるモニターも募集

2020年7月29日 発表

ドライブスルーでのETC多目的利用サービス試行運用を開始

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は7月29日、日本ケンタッキー・フライド・チキンなど4社の試行運用実施会社と共働で、ETC多目的利用サービスのドライブスルーでの試行運用を実施すると発表した。これはドライブスルーでの支払いをETCによって行なうというもの。試行運用期間は8月3日~11月30日で、モニターを対象に実施。合わせて利用するモニターも募集する。

 ETC多目的利用サービスを利用したドライブスルーは日本初の取り組みとなる。試行運用が行なわれるのは、神奈川県相模原市にあるケンタッキーフライドチキン 相模原中央店。ドライブスルーにおいてETC多目的利用サービスを行なうことで、キャッシュレス化による利便性の向上や決済処理の効率化に加え、接触機会を低減することによる新型コロナウイルス感染予防などの効果が期待されるとしている。

試行運用の概要

 今回試行運用を実施するのは、NEXCO中日本、日本ケンタッキー・フライド・チキンのほか、沖電気工業、ソニーペイメントサービス、中日本高速道路、メイテツコム。各社が持っている技術とノウハウの粋を結集し、ETC多目的利用サービスの拡大に向けて国土交通省の指導のもと検討を進めてきた。ネットワーク型ETC技術の活用によって、セキュリティが確保された安全なシステム運用が可能となったことから、今回、実店舗での試行運用を開始し、一連の技術面・運用面の検証を行なう。

 具体的には、決済処理の時間計測やモニターアンケートなどから、ETC多目的利用サービスに伴うキャッシュレス化による利便性向上や、決済処理の効率化などの効果を検証し、今後のETC多目的利用サービスの普及促進に活用する。

試行運用モニター募集について

 今回の発表にあわせて、試行運用のモニターも募集する。募集期間は7月29日~11月13日。モニター協力の特典として試行運用期間中に当該店舗のドライブスルーでETC多目的利用サービスを利用した場合、購入商品が1割引きになる。また、利用後にアンケート調査に協力すれば、抽選で500人に当該店舗で2021年1月4日~31日の期間に1回限り利用可能な1割引きのクーポンが贈られる。

 モニターは専用の募集サイトで受け付ける。募集に関する注意事項や詳細については募集サイトでご確認いただきたい。

モニター募集要件