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パイオニア、テレマティクス保険で日新火災海上保険と業務提携を締結

先進安全運転支援システムと通信ドライブレコーダーを活用した新サービスを開発

2020年8月6日 発表

パイオニアの先進安全運転支援システム「インテリジェントパイロット」紹介サイトトップページ

 パイオニアは8月6日、日新火災海上保険とテレマティクス技術(移動体に移動体通信システムを利用したサービス)を活用した自動車保険に関する業務提携契約を7月31日に締結したと発表した。

 日新火災の自動車保険「ユーサイド」の新サービス「ドライビングサポート24プラス」に、パイオニアの先進安全運転支援システム「Intelligent Pilot(インテリジェントパイロット)」と通信ドライブレコーダーが採用され、2021年1月1日以降始期の契約を対象に運用が開始される。

日新火災「ドライビングサポート24プラス」の主なサービス内容

 自動車保険「ユーサイド」の特約として「ドライビングサポート24プラス」を付帯した人に、通信ドライブレコーダーが貸与され、以下のサービスが提供される。

平常時

 リアルタイムな危険運転警告(片寄り走行警告、前方車両接近警告など)を行なうことで安全運転をサポート。

事故直後

 強い衝撃を検知した場合、事故受付センターに自動で連絡が行なわれ(自動発報)、ドライブレコーダーを通じて通話することが可能。オペレーターがドライバーに呼びかけ、状況に応じたアドバイスや救急車手配などを行なうことで、ドライバーの安全確保と迅速な事故通知をサポート。

事故対応時

 事故映像を日新火災に自動送信し、事故受付、事故対応担当者によるユーザー対応、事故の相手方との示談交渉を円滑に行なう。

パイオニアの先進安全運転支援システム「Intelligent Pilot」とは

 デジタル地図データやプローブデータ、事故発生地点、天候などの各種データと、ドライバーの運転傾向などから事故のリスクをリアルタイムに予測し、事故リスクが高い場合のみ注意喚起・警告を行なう先進安全運転支援システム。

 ソフトウェア開発キット「Intelligent Pilot SDK」を使えば、ユーザーのサービスに「Intelligent Pilot」の機能を加えられるほか、専用の通信型ドライブレコーダーと組み合わせることで、より高度な運転支援が可能になる。