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マツダ、「CX-9」をマイチェン。新たにカーボンエディションを追加
10.25インチの大型ディスプレイ採用
2020年8月19日 12:55
- 2020年8月18日(現地時間) 発表
マツダの米国子会社マツダモーターオブアメリカは8月18日(現地時間)、米国で販売している「CX-9」のマイナーチェンジ2021モデルを発表した。価格は3万3960ドル(約360万円)~4万6605ドル(約490万円)。現地にて8月末からの納車を予定している。
CX-9はミッドサイズクロスオーバーSUV。搭載される2.5リッターガソリンターボエンジン(SKYACTIV-G)は、ハイオクガソリンで最高出力250HP、最大トルク320lb-ft、レギュラーガソリンで最高出力227HP、最大トルク310lb-ftを発生。グレードは従来からある「Sport」「Touring(Premium Package)」「Grand Tiuring」「Signature」の4つに新たに「Carbon Edition(カーボンエディション)」が加わり計5種類となる。さらに全グレードで2WD(FF)と、電子制御で4輪のトルクをそれぞれ自動的に配分してくれる「i-ACTIV」を搭載する4WDが設定される。
今回のマイナーチェンジでは、最新のマツダコネクトインフォテインメントを備えた10.25インチの大型センターディスプレイを標準採用。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。
安全機能の「i-Activsense」も進化し、ストップ&ゴー機能付きのレーダークルーズコントロール、歩行者検出機能を備えた高度なスマートシティブレーキサポート、衝突警告付きのスマートブレーキサポート、レーンキープアシストによるレーンデパーチャーワーニング、リアクロストラフィックアラートによるブラインドスポットモニタリングも搭載される。
また、新たに設定されたグレードのCarbon Editionは、TouringのPremium Packageがベースで、ポリメタルグレーのボディカラー、グロスブラックドアミラー、グロスブラックのフロントグリルと新デザインの20インチブラックメタリックアルミホイールが装着される。
インテリアは、赤い革のシートとダッシュボード、ドアパネルとハンドルベゼルに黒いメタリックのインテリアトリミングがあり、ステアリングにはパドルシフトを装備。また、2列目はキャプテンシートでウォークスルーが可能。
その他の機能には、ハンズフリーパワーリフトゲート、換気式フロントシート、ヒーター付き2列目シート、ヒーター付きステアリングホイール、7インチTFT液晶デジタルゲージディスプレイ、サテンクロームルーフレール、自動パワーフォールディングドアミラー、アダプティブフロントライティングシステム、8ランバーサポートとメモリーポジショニング、クロームロアエクステリアアクセント、インテリアLEDアクセント、フロントガラスに除氷装置、フレームレスバックミラーを備える。