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TOYO TIRE、「OPEN COUNTRY」装着車両が全米最長オフロードレースを連覇
「Best in the Desert Vegas to Reno」で2位以下に8分以上の大差をつけ総合優勝
2020年8月21日 14:59
- 2020年8月21日 発表
TOYO TIREと米国タイヤ販売子会社であるToyo Tire U.S.A. Corp.は、8月12日~15日に米国・ネバダ州で開催されたオフロードレース「Best in the Desert Vegas to Reno」にて、同社製タイヤを供給、サポートしたブライス・メンジス選手チームが昨年に引き続き総合優勝し、連覇を果たしたと発表した。
Best in the Desert Vegas to Renoは、約880kmと米国で開催されるオフロードレースの中でも最も長い行程のレース。ネバダ州南西部の都市ラスベガスを出発し、荒涼とした土漠や砂漠、鋭利な岩肌の山岳地帯などの過酷な路面を駆け抜け、同州北西部の都市リノを目指すものとなっている。
そのため、タイヤには岩石などから受ける耐外傷性だけでなく、滑りやすく不安定な砂の路面におけるトラクション性能などが求められるといい、マシンに装着された「OPEN COUNTRY MT-R」が優れた耐久性とパフォーマンスを発揮したことで、昨年より約20分タイムを短縮。2位以下に実に8分以上の大差をつけて連覇を果たした。
ブライス・メンジス選手はレース後、「自分の地元であるラスベガスでVegas to Renoに連勝できたことが、とてもうれしい。コロナ禍で多くのレースが中止となるなか、万全な対策で当レースが実施されたことに感謝している。この勢いで9月に行なわれるオフロードレースBAJA 500に臨みたい」とよろこびのコメントをしている。
TOYO TIREは、今後もピックアップトラック/SUV用タイヤ市場でのプレゼンスをさらに高めていけるよう、オフロードレースへの参戦などを通じてブランド力の向上を図っていくとしている。