ニュース
ダイハツ、「トール」をマイチェン 「全車速追従機能付ACC」の採用など安全装備強化
内外装のデザインも刷新
2020年9月15日 13:30
- 2020年9月15日 発売
- 155万6500円~209万円
ダイハツ工業は9月15日、小型乗用車「トール」をマイナーチェンジして発売した。価格は155万6500円~209万円。
今回のマイナーチェンジでは、「進化した先進の『安全・安心』機能を搭載」「使い勝手の良さをさらに向上」「外形デザインと内装質感を向上」の3点に主眼を置いて変更が行なわれた。
価格表
モデル | エンジン | 駆動方式 | 価格 | スマートアシスト | WLTCモード燃費 |
---|---|---|---|---|---|
カスタムGターボ | 直列3気筒DOHC 1.0リッターターボ | 2WD(FF) | 2,046,000円 | 〇 | 16.8km/L |
カスタムG | 直列3気筒DOHC 1.0リッター | 2WD(FF) | 1,914,000円 | 〇 | 18.4km/L |
4WD | 2,090,000円 | 〇 | 16.8km/L | ||
Gターボ | 直列3気筒DOHC 1.0リッターターボ | 2WD(FF) | 1,864,500円 | 〇 | 16.8km/L |
G | 直列3気筒DOHC 1.0リッター | 2WD(FF) | 1,743,500円 | 〇 | 18.4km/L |
4WD | 1,919,500円 | 〇 | 16.8km/L | ||
X | 2WD(FF) | 1,556,500円 | 〇 | 18.4km/L | |
4WD | 1,732,500円 | 〇 | 16.8km/L |
進化した先進の「安全・安心」機能
安全装備では予防安全機能「スマートアシスト」が進化し、新型ステレオカメラを採用したことにより、衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知、追従二輪車検知に対応させるとともに、検知距離、対応速度の向上を実現。
さらに新機能として「ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)」「路側逸脱警報機能」「ふらつき警報」「標識認識 機能(進入禁止、一時停止、最高速度)」「ADB(アダプティブドライビングビーム)」「サイドビューランプ」「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」を追加して安全・安心性能を強化している。
使い勝手のよさをさらに向上
使い勝手については、「電動パーキングブレーキ」をダイハツ小型車として初採用。シフト操作に連動してパーキングブレーキが作動し、アクセル操作による解除が可能となり、踏力不足や解除忘れを抑制できるようになった。さらにブレーキを踏んで停止した時にブレーキを保持し、アクセルを踏むと自動で解除する「オートブレーキホールド機能」の追加や、シート形状を大幅に改良し、座り心地とホールド性を高めた。
また、スマホアプリ連携機能が備わる9インチディスプレイオーディオをメーカーオプション設定するとともに、センタークラスターパネルへのUSBソケットの追加や、助手席アッパートレイをティッシュボックスが収納できるサイズに拡大するといった変更が行なわれている。
外観デザインと内装質感を向上
一方、内外装のデザインでは、トールの外観では「先進・洗練・進化」をテーマにフロントバンパーとグリルの意匠を改めたほか、LEDヘッドライト(Gターボ、Gに標準装備、Xにメーカーオプション)や新意匠の14インチフルホイールキャップなどを採用し、フロントサイドの迫力を強めてスポーティな迫力のあるデザインに仕上げた。また、ボディカラーに「コンパーノレッド」「ターコイズブルーマイカメタリック」の2色を新規追加した。
車内では内装色(ブラウン)のトーン変更を実施するとともに、内装色と統一感を持たせたブラウンのシート色を採用。座り心地とホールド性を向上したシートや、新意匠のセンタークラスターパネルも与えられている。
また、トールカスタムの外観デザインは「先進・洗練・進化」をテーマにワイド感を強めた堂々迫力のスタイルを目指し、新意匠となるフロントバンパーとグリル、ADB(アダプティブドライビングビーム)採用のヘッドライト、15インチアルミホイール、リアコンビネーションランプを採用。ボディカラーについては「コンパーノレッド」「ターコイズブルーマイカメタリック」「ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド」「ブラックマイカメタリック×ターコイズブ ルーマイカメタリック」の4色を新たに追加。
車内では黒基調をそのままに、青のトーンを落とし先進感と質感を向上。具体的にはアクセントカラー(ブルー)のトーン変更をはじめ、シート表皮の色味(ブラック、青ステッチ)も変更。また、座り心地とホールド性を向上したシート形状を採用するとともに、新意匠のセンタークラスターパネルを装備した。