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アキュラ、新型SUV「MDX プロトタイプ」のティザー動画を公開
アメリカで累計100万台以上売れた3列シート高級SUVモデルの第4世代が登場
2020年10月2日 13:02
- 2020年10月1日(現地時間)公開
本田技研工業が北米で展開する高級車ブランド「アキュラ」は10月1日(現地時間)、新型「MDX プロトタイプ」のティザー動画を公開した。
MDXはアキュラのSUVモデルで、動画ではエッジの効いたボディラインを赤い光がなぞっていき、最後に上から見たボディ形状が車名であるMDXの「D」の文字のようなスタイルになっているイメージを展開。
公開されたティーザー画像とショートビデオでは、フロントのJewelEye LEDヘッドライトとリアのChicane LEDテールライトをつなぐ、よりワイドに、低く、長くなったMDXの周囲を走るシャープな造形のベルトラインが強調されている。
リリースには、MDXが最初にデビューしてから20年以上が経ち、これまで100万台を販売してきた10月14日にプロトタイプ形式でデビューする第4世代のMDXは、ブランドの新しいフラグシップモデルとしなり、アキュラのデザイン、パフォーマンス、テクノロジー、職人技の新しいレベルを先導するとしている。
アキュラ ブランド オフィサーのジョン・イケダ氏は「私たちはアキュラのPrecision Crafted Performance(より精密なパフォーマンス)への取り組みを加速しており、この第4世代MDXは、アキュラの歴史上もっとも野心的で結果的なコアモデルの再設計となりました。このまったく新しいMDXは、パフォーマンス、プレステージ、エモーショナルな魅力の点で、新たな領域に踏み出します」と述べている。
初代MDXは、業界初のユニボディプラットフォームをベースにした3列シートのSUVであり、既存のトラックベースのSUVよりも優れた快適性、スペース、および運転性能を実現。このモデルは、2001年の北米トラック・オブ・ザ・イヤーや2001年のモータートレンドSUVオブザイヤーを受賞するなど高い評価を獲得。過去20年間で累積販売台数は100万台を超え、アキュラのベストセラーモデルとしての地位を確保し、発売以来アキュラブランドの米国販売台数のうち約3分の1を占めているという。