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アキュラ、「Type S コンセプト」をモントレーで公開

今後2年間で2種類の異なるType Sパフォーマンスがデビュー

2019年8月13日(現地時間)発表

「Type S コンセプト」

 米アキュラ(本田技研工業)は8月13日(現地時間)、モントレーカーウィークで「Type S コンセプト」を発表した。8月15日のレセプションでワールドプレミアされたのち、16日に一般公開。18日にはペブルビーチ コンクール デレガンスで展示される予定。

 Type S コンセプトは、2世代目の「NSX」から始まったアキュラの中心的価値「Precision Crafted Performance」への復帰を実現するための基本的なステップを表現。10年の休止を経て、Type S パフォーマンスをラインアップに再導入するための舞台を設定し、今後の第2世代のTLX Type Sに大きな影響を与えるとしている。

 アキュラのデザインチームは、スタンスとプロポーションを通じてPrecision Crafted Performanceの本質を表現しようと着手し、パワフルで表現力豊かでありながらもクリーンでまとまりのあるシルエットを創出。Type S コンセプトのパワフルな姿は、アキュラ プレシジョン コンセプトの基本的な美しさとスタイルに基づき、Aピラーから前方に伸びる広いフードを備え、幅の広さと低い姿勢を特徴とした。

Type S コンセプト
Type S コンセプト
Type S コンセプトのライトまわり
Type S コンセプトの細部

 Type S コンセプトの特徴となるボディカラーの「ダブル アペックス ブルーパール」は、評判の高い2007年~2008年の「TL Type S」を含む、青色のType Sヘリテージモデルに敬意を表す液体と電気の色合いを反映。さらに、流動性と動きの感覚を加え、塗料の光沢と輝きを高めるクリアコートを採用した。

 なお、アキュラは今後2年間で2種類の異なるType Sパフォーマンスをデビューさせると予告している。